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最終更新日:2024年4月22日

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大学図書館サービス論

大学図書館は、大学の組織の一部である。したがって大学図書館は、大学が果たすべき使命、すなわち研究、学習・教育、そして社会貢献を十全に達成できるよう、そのサービスを構築し、運用することが求められる。本授業では、これら大学の3つの使命を切り口として、大学図書館サービスの現状および課題を明らかにし、今後のサービスのありかたについて検討する。
Academic libraries are part of the universities to which they belong. Therefore, academic libraries are expected to develop and operate their services to achieve the universities' mission of research, learning and teaching, and social contribution. This course will consider the functions, roles, and services of academic libraries and examine their current status, challenges, and prospects.
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
09232416
FED-SS3304L1
大学図書館サービス論
小山 憲司
A1 A2
金曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
YES
他学部履修
開講所属
教育学部
授業計画
1. ガイダンス、大学図書館に利用者を知る 2. 高等教育政策と大学図書館 3. 身近な大学図書館を知る(1): 課題提示 4. 身近な大学図書館を知る(2): 発表、まとめとふりかえり 5. 大学図書館を支える学術情報基盤 6. 大学図書館と学習支援 7. 多様な学習支援を考える(1): 課題提示 8. 多様な学習支援を考える(2): 発表、まとめとふりかえり 9. 大学図書館と研究支援 10. 多様な研究支援を考える(1): 課題提示 11. 多様な研究支援を考える(2): 発表、まとめとふりかえり 12. 大学図書館と資料保存 13. 大学図書館サービスの課題と今後の展望 14. まとめ
授業の方法
講義、グループワーク、グループワークの成果発表と議論
成績評価方法
期末レポート 40%、授業への参画度 60%
教科書
テキストは使用しない。 授業で用いる文献は、その都度指示する。
参考書
竹内比呂也, 逸村裕編.『変わりゆく大学図書館』勁草書房, 2005. 倉田敬子著. 『学術情報流通とオープンアクセス』勁草書房, 2007. 加藤信也, 小山憲司共編訳. 『ラーニング・コモンズ:大学図書館の新しいかたち』勁草書房, 2012. ジョン・ポールフリー著, 雪野あき訳. 『ネット時代の図書館戦略』原書房, 2016. クリスティン・L・ボーグマン著, 佐藤義則, 小山憲司共訳. 『ビッグデータ・リトルデータ・ノーデータ:研究データと知識インフラ』勁草書房, 2017. このほか、授業中に適宜指示する。
履修上の注意
授業では、3回程度のグループワークを取り入れる予定である。受講者の積極的な参画を希望する。
その他
授業は対面を基本とするが、新型コロナウイルスの状況および授業内容に応じてオンラインで実施することも想定している。なお、授業を円滑に進めるために、ITC-LMS(https://itc-lms.ecc.u-tokyo.ac.jp/*****)を利用する予定である。
実務経験と授業科目の関連性
大学図書館勤務経験のある講師を迎え、大学図書館のサービス理論だけでなく実践についても講義する。