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最終更新日:2024年4月22日

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邦楽実技実習Ⅱ(長唄三味線)

この授業は,東京藝術大学との連携授業です。ゲスト講師として,長唄三味線の関口奈々恵先生に実技指導をお願いしています。授業は東京藝大にて行われます。

長唄三味線を通し、三味線の仕組みや演奏法を知ると共に、日本の文化、伝統音楽、西洋音楽との違いを知る。
■三味線という楽器の構造を知り、実際に小曲を弾けるようにする。
■三味線の伝来や、三味線には種類があることを知ってもらう。
■伝統音楽における「口伝」とはどのようなものかを実際に習ってみることによって、より理解を深めてもらう。

日本人の生活に根付いて発展していった三味線音楽の様式を知ってもらい、長唄の魅力を感じでもらえたらと思っております。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
09229916
FED-IE3602P1
邦楽実技実習Ⅱ(長唄三味線)
岡田 猛
A1 A2
木曜1限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教育学部
授業計画
第1回  三味線の歴史、仕組み、譜面、演奏法を知る。三味線の調弦・構えを出来るようにする。      撥で3つの絃に当てる練習をする。本調子の「さくら(本手)」を弾いてみる。 第2回  調弦と本調子の「さくら(本手)」の復習。本手が弾けたら替手を弾いてみる。本手と替手を一緒に合わせてみる。出来たら三下りの「さくら(本手と替手)」を弾いてみる。一緒に合わせてみる。 第3回  調弦と本調子の「さくら(本手と替手)」三下りの「さくら(本手と替手)」の復習。 口三味線の説明。「佃の合方(本手)」の口三味線を言ってみる。言えたら弾いてみる。 言いながら弾いてみることで、覚え方を知る。 第4回  調弦と「さくら(本手と替手)」「佃の合方(本手)」口三味線の復習。 出来たら「佃の合方」の替手を弾いてみる。一緒に合わせてみる。 第5回  調弦と「さくら(本手と替手)」「佃の合方(本手と替手)」口三味線の復習。      かけ声をかけることにより、息を合わせることを知る。実際にかけ声をかけて弾いてみる。 第6回  調弦と「さくら(本手と替手)」「佃の合方(本手と替手)」口三味線の復習。 長唄「小鍛冶」より、「セリの合方」の口三味線を言ってみる。言えたら弾いてみる。 第7回  調弦と「さくら(本手と替手)」「佃の合方(本手と替手)」「セリの合方」復習練習。       第8回  調弦と「佃の合方(本手と替手)」「セリの合方」復習。 中学校の教材にも入っている長唄「勧進帳」より「寄せの合方」の口三味線を言ってみる。 言えたら弾いてみる。 第9回  調弦と「佃の合方(本手と替手)」「セリの合方」復習。 「寄せの合方」を重点に練習する。 第10回 調弦と「佃の合方(本手と替手)」「セリの合方」「寄せの合方」復習。     慣れてきたらテンポを上げて弾いてみる。 第11回 調弦と「佃の合方(本手と替手)」「セリの合方」「寄せの合方」復習練習。     「千鳥の合方」を弾いてみる。 第12回 調弦と「佃の合方(本手と替手)」「セリの合方」「寄せの合方」 「千鳥の合方」復習。      第13回 調弦と「佃の合方(本手と替手)」「セリの合方」「寄せの合方」 「千鳥の合方」復習。 舞台では横一列で演奏するため、指揮者のいない横並びでの演奏を体験する。 第14回 調弦と「佃の合方(本手と替手)」「セリの合方」「寄せの合方」 「千鳥の合方」復習。横並びで最終発表に向けての練習。 第15回 今までの復習をし、教室で小さな発表会。 模範演奏を聴く。質疑応答。
授業の方法
東京藝術大学(1-3-28教室)にて、三味線の実技授業。 東京藝大の規則に合わせて,90分授業を全15回。 9時から10時半。
成績評価方法
授業への参加、三味線の実技修得状況並びに取り組みの様子。
教科書
特になし
参考書
特になし
履修上の注意
人数制限あり(10名まで) 9月1日から9月29日17時までの期間に,東京藝大邦楽科の助手室のメールアドレス*****)に受講の希望をメールで伝えて下さい。人数が多い場合は抽選となります。その期間を過ぎると,受講は受け付けない可能性があります。 なお,東京藝大への入構は,守衛所で学生証を提示し,氏名・連絡先・向かう教室・入校また退校時に時間を記入の上、守衛所を通る事となっています。 コロナ対策に関して、 【行動指針】 <https://www.geidai.ac.jp/*****) ・登校する日は、必ず自宅にて検温の実施。 ・発熱(37.5度以上又は平熱よりおおむね1度以上高い体温)や、咳や鼻水など、比較的軽い風邪の症状がある場合など、体調不良のときは、必ず登校を禁止するよう、大学から決められております。 箏曲山田流では、 *教室入室前に消毒(教室の外や中に消毒液がございます) *教員と学生の間に透明のシートを設置 *窓を常に少し開けた状態で換気 *学生通しの距離を取る *マスクは常につける