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最終更新日:2025年4月21日
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国際教育開発論
国際教育開発論
本講義では、教育と社会の関係を多角的に捉え、国際教育開発の持つ様々な意味を、理論と実践の両面から考えていく。特に、現代のグローバル化する世界において、教育はどのような課題に直面しているのか、同時に、教育にはどんな役割が期待されているのかを、具体的な事例に基づいて検討していく。
本講義は前半・後半の二部構成で展開する。第一部では、広い意味で「教育」という営みを理解した上で、教育と社会の関係を捉えていく。教育学、経済学、社会学、哲学など多方面から、「教育」を「開発」することの意味について考えるとともに、国際教育開発の歴史と潮流を整理する。
第二部では、グローバル化する世界において教育が抱える様々な課題を取り上げ、これらの課題に対してこれまでどのような国際協力・国際開発が行われてきたのか、また、教育開発が現地の人々にどのような影響を及ぼしてきたのかについて、途上国に限らず日本の事例なども取り上げて具体的に見ていく。参加者の興味関心に基づき、可能な場合には各分野の専門家の話を聞く機会も設ける。
本講義では、知識、批判的思考、コミュニケーション、態度・行動の4つの領域においてそれぞれ以下のような知識とスキルを身につけることを目指す。
知識:教育と社会の関係を多角的に捉え、国際教育開発の持つ様々な意味をふまえて、国際教育開発の歴史と潮流、実践上の課題や難しさを理解する。
批判的思考:世界が直面している教育課題に関心を持ち、自分自身の経験や身近な現実と結びつけて考えて説明することができる。
コミュニケーション:他者の意見を聞きながら自分のスタンスを明確にし、資料やデータを使って効果的に意見を表明できる(口頭およびレポート)。
態度・行動:授業で扱うトピックについて理解を深めたり、新しい意見や見方を学んだりするため、多様な意見を持つクラスメイトと対話し協力することができる。
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