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最終更新日:2025年4月21日

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教育原理Ⅱ

教育原理
1. 今日の教育が形成された歴史的経緯と、その背景で織りなされてきた海外と日本の教育の諸理念・思想を理解する。

2. 今日の教育課題を社会・制度・人間発達の相互関係の観点から捉え直す。

3. 代表的な教育理論・教育実践が、どのように創られ、選択されたのかを知り、教職に就く者として、これからの時代に求められる教育を具体的に構想できるようになるための基本的素養を身につける。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
09219118
FED-IE1601L1
教育原理Ⅱ
田中 昌弥
S2
集中
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教育学部
授業計画
授業計画 第1回:Ⅰ 教職科目としての教育原理の意味       1 教職と原理の関係       2 教師論の変遷と原理的理解の意義 第2回:  3 教育学における位置     Ⅱ 教育の歴史から学ぶ       1 教育の源流 第3回:  2 近代教育理念の形成 第4回:  3 近代教育の三重構造説 第5回:Ⅲ 公教育の目的と目標       1 公教育の主な目的       2 教育目標論 第6回:     21世紀型人材養成論・映像視聴1 OECDの動向 第7回:     学力論、フレネ教育・映像視聴2 フレネ学校 第8回:     新教育、学習権宣言 第9回:Ⅳ 子ども・学習者理解に基づく教育へ       1 学習者の論理と教育者の論理のミスマッチ       2 教育の歴史・社会的規定性 第10回:   3 教育の発達的規定性 第11回:   4 臨床的理解(映像視聴3 「学級崩壊」現象) 第12回:   5 様々な規定性を乗り越える教育実践の可能性(映像視聴1 金森俊朗実践) 第13回:     ナラティブ・アプローチ、実践分析の枠組み
授業の方法
1. 理論と現実・実践との往還を重視して授業を進めるため、映像や資料を通して具体的な教育現実・実践のイメージをもつことを重視し、その教育学的な検討を行う。 2. 受講人数にもよるが、討論、発言の機会を折々に設定する。 新型コロナウイルス感染症をめぐる状況によって対面による実施が困難になった場合には、Google Classroomを用いたオンデマンド方式で実施する。2020年度と同様、受講生の疲労度を考慮し、視聴可能期間は、正規の集中講義期間よりも長めに設定する。質問には、メールやオンラインで対応する。
成績評価方法
中間レポートと最終レポートを主としつつ、授業への参加、授業の区切りごとに提出してもらうメモも合わせて評価する。
教科書
・汐見稔幸他編『よくわかる教育原理』ミネルヴァ書房
参考書
・堀尾輝久『教育入門』(岩波新書) ・荒井、田中、本田、宮田、山田編『学力と学校を問い直す』かもがわ出版
履修上の注意
【履修上の注意】 ※集中講義の授業日程および教室はHPを参照のこと 学生支援チームHP>時間割>学部(集中講義) http://www.p.u-tokyo.ac.jp/***** ※2018年度以前開講「教育原理」(担当教員:田中昌弥)と同一内容のため、既に単位を修得している場合は本科目の履修を認めない。