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最終更新日:2024年4月22日

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探究学習の方法

探究学習の方法
【目標】この授業は、司書教諭資格取得のための科目「学習指導と学校図書館」に位置づけられている。そのため、学校図書館の機能を生かした探究学習について理解することが主たる目標である。探究学習の方法のみを取り扱う授業ではないことに注意されたい。
【概要】学校図書館が,学校の内外で行われる教育活動にどのように関わり、児童・生徒の学びをいかに支援するのかについて講義する。学校図書館は、単に読書材を提供する場ではない。司書教諭は教科教員と連携して、授業計画を立て、チームティーチングによる指導を実践する必要がある。また児童・生徒の学びを支援するための情報環境を作り、それらが効果的に利用されるようさまざまなサービスを提供しなければならない。教育課程の展開に寄与する学校図書館のあり方を踏まえた上で,学校図書館を活用した探究学習の方法について学び、学生自らが「学校図書館を活用した授業」の指導案を作成する。指導案作成にあたっては,探究学習や情報利用に関する理論モデルを踏まえる。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
09212417
FED-SS3204L1
探究学習の方法
庭井 史絵
S2
火曜4限、火曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教育学部
授業計画
1.授業オリエンテーション 2.探究学習と調べ学習 3.探究のためのプロセスモデル 4.探究のための学習スキル 5.探究学習における学校図書館の役割 6.探究学習における司書教諭・学校司書の役割 7.探究学習のプロセス①テーマを決める②問いをつくる 8.探究学習のプロセス③調べ方を考える④情報を収集する 9.探究学習のプロセス⑤情報を整理分析する⑤まとめる 10.探究学習のプロセス⑥発表する⑦振り返る 11.探究学習指導案の作成①実践事例の収集 12.探究学習指導案の作成②授業の計画と教材作成 13.探究学習指導案の検討と相互評価
授業の方法
講義と、教科書を使った演習,学生自身による「学校図書館を利用した授業」の事例調査・指導案作成,相互評価を行う。
成績評価方法
授業内の課題によって評価する。具体的には,各回の課題(第7-10回)40%,「学校図書館を活用した授業の実践事例」の調査・報告(第11回)20%、「学校図書館を利用した授業」の指導案(第12回)20%,指導案の相互評価への貢献度(第13回)20%による。
教科書
『思考を深める探究学習~アクティブ・ラーニングの視点で活用する学校図書館』全国学校 図書館協議会,2016
参考書
授業中に紹介する。
履修上の注意
★学校図書館司書教諭資格取得のための科目「学習指導と学校図書館」の位置付けである。そのため、授業の内容は学校図書館と学習指導について扱う。その点を良く理解したうえで履修すること。