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芸術創造性の実践演習
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最終更新日:2024年10月18日
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芸術創造性の実践演習
環境との対話
この授業では,芸術の実践的な演習を通して身体レベルと思考レベルの創造プロセスの方法を身につける。身体レベルの創造に関しては,外界とのインタラクションを中心としたワークを行い,自己の記録および他者と共有することでその可能性を探る。思考レベルの創造に関しては,既存の思考の枠を外して新しいアイデアを発想することの理解を,関連する心理学論文のレビューとワークの双方を通じて深めていく。身体レベルと思考レベルの双方の活動からアイデアを統合させ作品創作を行い、最後の授業で発表することが求められる。この二つのタイプの活動を通して,芸術の創作プロセスに関する体験的理解を深めると共に,身体と思考を融合した創造活動についての心理学的知見を得ることを目指す。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
09205304
FED-DS3403S1
芸術創造性の実践演習
高木 紀久子
A1
A2
火曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
教育学部
授業計画
1. 講義:オリエンテーション(全体概要とフロッタージュなど身体を通じた表現の解説) 2. 演習:フロッタージュ演習 タクティクルラインの演習(B3サイズ) 3. 論文レビュー1: 芸術創作に関する論文 4. 演習:フロッタージュ演習(描画材の応用)タクティクルラインの演習(B4またはB3サイズ) 5. 論文レビュー2:芸術創作に関する論文 6. 講義:芸術創作のプロセス(参考スライド) 演習:フロッタージュの展開(多様な支持体による効果,空間への展開) 7. 講義:芸術創作のプロセス (現代美術家の作品創作のモデル) 演習:ポートフォリオへのまとめ 8. 美術館見学(この時期開かれている展覧会に行き、実際の作品の鑑賞体験を得る) 9. 講義:最終作品に向けての解説 (参考スライド: 諸領域との関係性) 演習:グループディスカッション、作品企画 10. 作品制作 (個別指導) 11. 作品制作 (個別指導) 12. 作品制作 (個別指導)プレゼンテーション計画 (個別指導) 13. 作品発表・講評 なお、授業計画は履修者数や教室状況などにより変更が生じることがある。
授業の方法
実際に身体を動かして作品を作るという演習形式で,アートの創造性について学ぶ。加えて,心理学論文のレビューとディスカッション、ワークを通じて理解を深める。受講生は毎回の実際の制作活動への参加が求められる。
成績評価方法
最終発表ならびに通常授業の出席と授業への積極的な参加を重視して評価を付ける。
教科書
資料は逐次配布する。
参考書
「創造的認知」 ロナルド・A.フィンケ, トーマス・B.ウォード, 森北出版 「ART SINCE 1900: 図鑑 1900年以後の芸術」」ハル フォスター, ロザリンド・E. クラウス, イヴ‐アラン ボワ, ベンジャミン・H.D. ブークロー, デイヴィッド ジョーズリット, 東京書籍
履修上の注意
履修希望者は必ず初回のオリエンテーションに出席すること。実技の授業なので,必ず出席して,授業に参加すること。なお,実践授業の性質上,受講希望者が多い場合は,何らかの形で人数制限をする可能性がある。
実務経験と授業科目の関連性
美術創作の実務経験を持つ学内教員と心理学の教員が,芸術の創造性の基本的なプロセスについて演習形式で教える。
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