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教育人間学概説

教育人間学概説
教育の理念とイデオロギーは、その目的とする人間像をめぐって対立・相克し、揺れ動いてきた。そうした対立と相克の様相を、教育の哲学と思想史の基礎理論を学ぶことによって明らかにする。それによって、現代の教育が直面する課題について批判的にとらえる視点を養うことをめざす。今年は東京でオリンピックが予定されている年であったが、新型コロナウィルスの影響で延期となった。そうした状況をふまえつつ、ベンヤミンが「政治の美学化」と批判した全体主義に転化しないための「芸術の政治化」の条件は果たしてあるのか、シティズンシップ教育の視点から徹底的に考えたい。初回は4月17日からとする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
09201102
FED-BT3101L1
教育人間学概説
小玉 重夫
S1 S2
金曜3限
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教室
図書館研究所学部等 教育学部棟・358講義室
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
YES
他学部履修
開講所属
教育学部
授業計画
 今のところ予定している授業計画(シラバス)は以下の通りであるが、一部変更する可能性もある。  1 プロローグ、ガイダンス 2 古典古代の教育思想 3 ソクラテス的センス 4 啓蒙的理性とシニシズム 5 啓蒙の別の顔 6 ルソーと近代家族 7 国民教育と市民 8 近代的個人の形成 9 マルクス主義の逆説、児童の世紀とユートピア主義その1 10 マルクス主義の逆説、児童の世紀とユートピア主義その2 11 過去と未来の間に立つ 12 教育の再政治化へ向けて(1) 13 教育の再政治化へ向けて(2) 14 教育の再政治化へ向けて(3) 15 全体のまとめ
授業の方法
講義とグループによる討論を主とし、論文作成支援を兼ねたレポート作成と授業中の学生によるプレゼンを、随時導入する。各人の感心に応じて、卒業論文の準備にも資するようにしたい。また、卒論執筆者による発表と検討の時間も設ける。
成績評価方法
 レポート・発表と平壌点によって行う。授業中にプレゼン、発表が求められる。
教科書
 小玉重夫『シティズンシップの教育思想』白澤社、2003年
参考書
 ジュディス・バトラー『分かれ道』青土社など、関連する資料、教材をウェブサイトにアップして、受講者がダウンロードできるようにする。
履修上の注意
 初回の授業時(4月17日)に発表の分担等を行う予定である。
実務経験と授業科目の関連性
 附属中等教育学校校長(2014年度と2015年度)としての在職中の実務経験をもとに、アクティブラーニングや高大接続改革、探究学習について、カリキュラム・イノベーションの視点から深めることが、本授業の特色である。