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最終更新日:2024年3月15日

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特別活動の指導法

生活指導と子ども集団づくり
学習指導要領に基づいた特別活動(ホームルーム活動・生徒会活動・学校行事)は集団を通して生徒に自主的・自治的な能力を育成するものです。特別活動は教科外活動=生活指導の領域です。生活指導は子ども自身が今ある生活現実をつくりかえようとするように援助することです。そして子どもを社会的実践主体に育てることを重視します。ここではHRや集団を子どもの自発性や創造性を依拠してつくりかえていく中で、民主的な関係や集団のあり方を教えていく「子ども集団づくり」をその指導方法として基本に学びます。事例を実践的に学び、子どもを生活の主体・実践の主体ととらえ、子どもとつながり、地域・保護者とつながる特別活動の指導の道筋と課題をグループワーク・討論等を通して共に学びます。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
09199123
FED-IE1601L1
特別活動の指導法
森 俊二
A1 A2
火曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
YES
他学部履修
開講所属
教育学部
授業計画
1. 学級びらき、学級通信 2.生活指導とは     3. 子ども集団づくりへ 4.HR実践分析① 5.ゼロトレと子どもの権利条約 6.HR実践分析② 7.三者協議会と生徒会実践分析    8.指導と管理 ケーススタディ   9.HRの指導①班・討議・リーダーをどうつくるか ②HRにおける行事の指導     10.文化祭指導案討議 11.LHR指導案討議 12.生徒会の指導       13. 子どもをめぐる課題 いじめ問題の指導   14.特別なニーズのある子どもと生活指導 15.生活指導と学び
授業の方法
講義だけでなく討論・グループワークを行います。積極的に参加して下さい。
成績評価方法
レポート60%、平常点40%(授業で指示された課題、コメントカード、出席、授業・討論等の参加状況、など)
教科書
使用しません。授業用プリントを配布します。
参考書
中学校学習指導要領解説 特別活動編 文部科学省 ぎょうせい  平成30年 200円+税 高等学校習指導要領解説 特別活動編 文部科学省 ぎょうせい  平成30年 200円+税 『必ず盛り上がる文化祭ガイド』森俊二編 学事出版 2014年 1800円+税 『高校生活指導』201号 高生研編 教育実務センター 2016年 1200円+税 『高校生活指導』204号 高生研編 教育実務センター 2017年 1200円+税 『新しい時代の生活指導』山本敏郎他著、有斐閣アルマ、2014年、1800円+税 『新・生活指導の理論』竹内常一 高文研 2016年 2500円+税 『子ども集団づくり入門』全生研常任委員会編 明治図書 2005年 2100円+税
履修上の注意
参考書の内容を進んで読んで下さい。
その他
【履修上の注意】 ※8-9月集中講義の授業日程および教室はHPを参照のこと 学生支援チームHP>時間割>学部(集中講義) http://www.p.u-tokyo.ac.jp/~edudaiga/index.htm
実務経験と授業科目の関連性
教師としての勤務経験を有する教員が実務経験を活かして特別活動の指導法について講義する。