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最終更新日:2024年10月18日
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高度教養特殊演習(露ウ戦争を理論的に考える)
露ウ戦争を理論的に考える
【概要】
ロシア・ウクライナ戦争(露ウ戦争)の発生から2年が経とうとしている。この間、メディアの報道等を通じて日々の戦局について詳しく知る機会は多くあった。一方、以下のような点については、どうだろうか。「戦争はなぜ起きたのか」、「戦争はなぜ終わらないのか」、「戦争は国際秩序にどのような影響を及ぼすのか」、そして「そもそも戦争をどのように捉えればよいのか」。日々の戦局を追うのに精一杯で(あるいは倦み疲れて)、こうした点を深く考える機会がなかったとすれば、私たちは「木を見て森を見ず」といった状況になってしまっているのかもしれない。戦争が私たちの感情を激しく揺さぶるものである以上、目の前の事態を追いかけるのは自然なことではある。しかし、「森」をも捉えたいと思うならば、国際政治学における理論研究の蓄積を使わない手はない。一般的・抽象的な思考を学んだうえで、それを活かして露ウ戦争という個別的・具体的な事案を少し引いたところから考えたい。本演習は、そうしたニーズに応えるためにある。
【目的】
本演習で学んだ概念と事例を使いこなして、露ウ戦争の構図や原因、対応策を自分の頭で考えられるようになる。
【到達目標】
①学んだ概念に関するキーワードについて正確に説明することができる
②露ウ戦争が起こった原因について、複数のキーワードを比較したり組み合わせたりして体系的に説明することができる
③露ウ戦争が終わらない原因について、複数のキーワードを比較したり組み合わせたりして体系的に説明することができる
④露ウ戦争が国際秩序にもたらす影響について、複数のキーワードを比較したり組み合わせたりして体系的に説明することができる
⑤露ウ戦争の捉え方について、複数のキーワードを比較したり組み合わせたりして体系的に説明することができる
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