学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2024年10月18日
授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。
高度教養特殊演習(模擬国連で学ぶ国際関係と合意形成I)
模擬国連で学ぶ国際関係と合意形成Ⅰ
Model United NationsⅠ
国際社会で生じる問題は、自然現象ではなく社会現象である以上、一人一人の力によっ てわずかながらでも良くすることもできるし、さらに悪くしてしまうこともあります。履修者の皆さんには、この点を意識し、自分の頭で国際問題の解決策を考えられるようになってほしいと考えています。
この授業では、「模擬国連会議(Model United Nations)」というアクティブラーニングの手法を用いて、国際問題の解決法を考えます。多様な利害・価値観に配慮することの重要性を理解するには体感してみることが早道ですが、模擬国連会議では、一人一人が米国政府代表や中国政府代表などの担当国になりきって国際問題について話し合います。立場を固定されている点ではディベートと同様です。しかし、 相手を論破することで勝利を目指すディベートと異なり、模擬国連会議では合意形成が目的であるため相手の利害・価値観を尊重したうえでの妥協が重要になります。この点を重視し、授業内では対立の激しい議題・担当国を設定して、 ロールプレイとシミュレーションに取り組みます。
2019年度Aセメスターから開講してきましたが、10度目の開講となります。
具体的な到達目標は、以下の通りです。
①国際問題の構造や原因を説明できる【レポート1, 2で評価】
②国際問題をめぐる多様な立場(利害・価値観)を説明できる【レポート1, 2で評価】
③国際問題の解決・管理における妥協の重要性を説明できる【レポート1, 2で評価】
④国連の資料を自ら調べて国際問題の分析に用いることができる【レポート1, 2で評価】
⑤国際問題の解決策について、選択肢を複数挙げて比較衡量したうえで、妥当と考えられるものを説得的に示すことができる【レポート1, 2で評価】
MIMA Search