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最終更新日:2024年10月18日

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高度教養特殊演習(脳認知科学実習(1)「心理学実験」)

心理学実験
本実習は公認心理師対応科目「心理学実験」に対応し、MRIの計測原理、実験方法、MRI/fMRIの撮像、データ解析、その解釈の方法を学ぶ。講義では、教科書や論文を精読し、議論する。実習として、既存のオープンデータセットを用いる。

後学のため解析に使用するPC(MATLABが利用できる環境)は自身のものを用意する必要がある。用意できない場合は、事前に連絡すること。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08X4002021
FAS-XA4D02S1
高度教養特殊演習(脳認知科学実習(1)「心理学実験」)
小池 進介
A1 A2
月曜4限
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講義使用言語
日本語、英語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
(R6予定) 開講日題目形式講師 110月7日月オリエンテーション講義小池 210月21日月脳画像の見方と脳局在論1ハンズオン小池 310月28日月MRIの基本原理講義舞草 411月4日月MRI安全講習&確認テスト講義高橋 511月11日月脳画像の見方と脳局在論2ZOOM実習小池 611月13日水SPMを用いた構造画像解析1ハンズオン舞草 711月18日月SPMを用いた構造画像解析2ZOOM実習舞草 812月2日月SPMを用いた課題fMRI解析 1st level1ハンズオン中村 912月9日月SPMを用いた課題fMRI解析 1st level2ZOOM実習中村 1012月16日月SPMを用いた課題fMRI解析 2nd level1ハンズオン中村 1112月23日月SPMを用いた課題fMRI解析 2nd level2ZOOM実習中村 * 5-11回で班ごとに操作講習を実施するため、この間で行われる実習が受講できない。各自、ZOOM録画を視聴すること。 1~2 講義(オリエンテーション、班分け、MRI原理、PC動作確認) 3 MRI安全講習&確認テスト 4~12 講義・ハンズオン→実習、のセットを3回行います。この間の主に実習中に、交代で駒場キャンパスMRI装置を用いたMRI操作講習を実施します。実習では、指定された課題を実施し、提出することを目的とします。課題で分からないところ、解析ソフトウェアが動かないところについて、適宜質問を受けたり、画面を共有してもらって問題解決します。
授業の方法
講義ののち、実際の解析手法を実習形式で示していく。実習では各自のPCでも実施可能なよう、インストールガイド等を予習として事前に指定する。実習時間に提出課題を実施することも可能であるし、後日、課題作成時間に学科のもつPCを用いて解析も可能である。
成績評価方法
MRI安全講習確認テストの合格、MRI操作講習への出席、上記3レポートの提出 * ここで受講した安全講習、操作講習は、進化認知科学研究センターMRI実験施設が指定する講習を受講したこととみなす。 https://ecs.c.u-tokyo.ac.jp/*****
教科書
指定しない
参考書
Functional Magnetic Resonance Imaging, Third Edition, Huettel, Song, & McCarthy. Sinauer Associates, Inc.
履修上の注意
希望者多数の場合は、受講を制限する場合がある。受講希望者が上限を上回った場合の履修許可の判断は、担当教員が行う。 脳認知科学実習は1と2に分かれている。実習1では脳MRI研究の基礎を講義と既存のデータセットを用いた実習で学び、実習2ではfMRI課題を自ら組み立て、計測し、解析する実習とする。実習2は実習1を履修済みでの学生のみ履修できる。 実習1 A(月曜4限) 実習2 S1(火曜3,4限) 解析PC基準 各自のPCにMATLAB 2019a以降(大学ライセンス)、SPM12(MRI解析用ソフトウェア)のインストールをお願いしています。ただし、以下のMATLABが動作しないPC、インストールを試みたがうまく動作しないPCしかお持ちでない場合、学科PCによる履修を許可します。 System Requirements for MATLAB https://jp.mathworks.com/***** Statistical Parametric Mapping (SPM) https://www.fil.ion.ucl.ac.uk/*****
その他
Students with limited Japanese skills are welcome to this class. Please be aware that the course work will be very intensive, and the group work will require above-the-average computational skills. Students who are planning to take this course with an English support should contact Dr. Nakamura by the end of August 2022 (sooner is better). ***** 本講座は、東京大学学部横断型教育プログラム「こころの総合人間科学教育プログラム」(PHISEM)の選択科目です。PHISEMについては、2024.4に行う説明会をhttp://utidahm.umin.jp/***** に掲載予定です。