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最終更新日:2024年4月22日
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高度教養特殊講義(平和のために東大生ができること)
平和のために東大生ができること
冷戦の終焉から30年経過した今、世界は再び核の脅威にさらされている。また、エネルギーや食料の価格高騰をはじめ、遠い国での戦争が我々の生活に大きく影響することを学生のみなさんも実感していることであろう。このゼミでは軍縮と平和について、感情論に陥らず、イデオロギー色をできるだけ排して、学び合い、語り合うことを目的とする。
今学期はSDGs(持続可能な開発目標)のGoal16「平和と公正をすべての人に」を主なテーマにかかげ、中央アジア諸国を事例として、ソ連からの政治・経済・社会の移行期に生じた(あるいは生じている)さまざまな問題に加え、ウクライナ戦争の影響等の現在進行中の問題についても研究する。関連する文献を多数読むほか、映像資料なども利用する。
なお、本授業はA2ターム(集中)に実施予定の国際研修「平和のために東大生ができること:中央アジア研修」(渡航先はカザフスタン)の準備授業を兼ねる。同国際研修を履修希望の学生は、この高度教養特殊講義を極力履修すること。国際研修に参加しない学生がこの授業を履修することも、もちろん歓迎する。
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