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最終更新日:2024年4月22日

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高度教養特殊講義(平和のために東大生ができること)

平和のために東大生ができること
戦争を知らないどころか、核戦争に巻き込まれる危険が真剣に議論されていた冷戦すら過去のものとなってから生まれた世代は、戦争体験や被爆証言をどのように受け継いでゆけばよいのか。特定の国民・民族・個人の歴史証言を記録する意味とは何か。そしてそれは世界の平和に寄与するものたりえるのか。このゼミでは軍縮と平和について、感情論に陥らず、イデオロギー色をできるだけ排して、学び合い、語り合う。

昨年度に引き続き、SDGs(持続可能な開発目標)のGoal16「平和と公正をすべての人に」をテーマに、中央アジア諸国を事例として、ソ連からの政治・経済・社会の移行期に生じた(あるいは生じている)さまざまな問題を「体制移行国の課題」として取り上げる。とくに2022年初頭に大きな政治的混乱を経験し、ロシアのウクライナ侵攻以降ロシア人やロシア企業の流入で国内状況が変化しているカザフスタンに注目する。関連する文献を多数読むほか、映像資料なども利用する予定である。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08X400104
FAS-XA4D01L1
高度教養特殊講義(平和のために東大生ができること)
岡田 晃枝
S1 S2
水曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
第1回:ガイダンス 第2回-3回:中央アジア概説(講義とディスカッション) 第4回-7回:文献講読とグループディスカッション 第8回-12回:グループに分かれて調査・研究 *この間、適宜中間発表を行う 第13回:発表会
授業の方法
文献講読、ディスカッション、グループでの発表を中心とする
成績評価方法
授業への貢献度による
教科書
教科書は使用しない
参考書
授業中に指示する
履修上の注意
授業時間外に個人またはグループで作業を進めることが必要となる。主体的かつ積極的に授業にコミットする学生を歓迎する。