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最終更新日:2024年10月1日

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複合系計画論

複合系計画論「学際科学的思考による問題の発見・探求とその解決にむけたアプローチ」
現代社会が抱える課題の多くは、一つの学問領域の中だけで解決できるとは限らず、複数の分野を横断する学際科学的な思考方法が必要とされる。本講義では、そのような課題の解決に向けた学際科学的アプローチをオムニバス形式で紹介する。計5つのテーマ(原子力災害からの復興、系外惑星と地球外生命探査、イノベーションの地理、昆虫食、人工知能技術と社会の倫理)に関する問題を受講生同士で討論することにより、問題の理解を深め、解決への道を模索することを趣旨とする。本講義では、問題を単に受動的に理解するのではなく、受講生が主体的に考え、議論し、ディベート・プレゼンを行うといった一連のプロセスを重視する。これにより、学際的な思考方法、問題の発見・探求の方法、解決手段の検討と思考方法を養成することを目標とする。同時に、プレゼンテーション技術(スライドの作り方など含む)やディスカッション・ディベート能力の習得を目指す。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08X1009
FAS-XA4B09L1
複合系計画論
大泉 匡史
A1 A2
月曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
10/7:大泉匡史・鹿山雅裕「授業ガイダンス:プレゼンテーション・ディスカッション・ディベートの基礎」 10/21:小豆川勝見「技術的側面から考える原子力災害からの復興プロセス」 10/28:前回の講義に対するグループ議論・発表・討論 11/4:成田憲保「系外惑星と地球外生命探査」 11/11:前回の講義に対するグループ議論・発表・討論 11/13:鎌倉夏来「技術イノベーションの地理的特徴」 11/18:前回の講義に対するグループ議論・発表・討論 12/2:松村健太郎「昆虫食における課題」 12/9:前回の講義に対するグループ議論・発表・討論 12/16:大泉匡史「人工知能技術と社会の倫理」 12/23:前回の講義に対するグループ議論・発表・討論 1/6:学生による自由発表・討論その1(自由テーマ) 1/20:学生による自由発表・討論その2(自由テーマ)
授業の方法
・学際科学的思考方法が必要となる現代社会の問題とその解決アプローチを、多様な専門性を持った各教員が紹介する。 ・各教員が2回分の授業を担当する。1回目はテーマとなる問題の基礎知識や前提を学習するための講義、2回目はその講義内容と各受講生独自で調べたことを踏まえて、小グループに別れて受講生同士で議論を行う。各グループごとに議論の内容をまとめて発表を行う。発表に関して、参加教官と別のグループの受講生を交えて討論を行う。グループ議論・発表準備が約60分、発表と討論が約45分で行う。 ・学生による自由発表・討論は、受講生各自が普段疑問に持っていること、興味があることをもとに独自に調査・検討する。その上で、1つのテーマで10分発表、10分質疑応答、1週当たり3~4人程度の発表・討論を実施する。テーマ設定は自由であり、講義内容に関連があってもなくても良いが、学際的な思考が必要とされるテーマであることが望まれる。
成績評価方法
毎回の出席/グループ議論に取り組む姿勢・態度・発言内容/グループ議論の発表・討論内容/自由発表・討論の内容
教科書
特になし
参考書
特になし
履修上の注意
プレゼンテーションの技術やディベート・ディスカッションの技術を学ぶので、卒業研究発表会などに役に立つ。