初回の授業では、読むべき文献の内容と、授業の具体的なスケジュールの説明をする。また、各回において、文献の内容要約等の報告を担当する受講者を決定する。
第2回以降の授業では、地域文化研究分科の教員の中から計4名がそれぞれ3回ずつ講義を受け持つ。それぞれが担当する回では、各教員が地域文化研究において重要性を持つ文献をとりあげて授業を進める。担当教員は、中野耕太郎(北アメリカ)、浜田華練(ロシア・東欧)、速水淑子(ドイツ)、杉山清彦(アジア)の4名である。
取りあげる文献は、以下を予定している。なお、テキストの入手方法については、1回目の授業のときに周知する。
第2回~第4回 中野耕太郎:
・ベネディクト・アンダーソン著、白石隆他訳『定本 想像の共同体――ナショナリズムの起源と流行』(書籍工房早山、2007年)*学内図書館あり
・アーネスト・ゲルナー著、加藤節監訳『民族とナショナリズム』(岩波書店、2000)*学内図書館あり
・齋藤眞『アメリカとは何か』(平凡社ライブラリー、1995年)*選書/学内図書館あり
第5回~第7回 浜田華練:
・アントニー・D・スミス『ナショナリズムとは何か』(ちくま学芸文庫、2018年)*学内図書館あり
・柴宜弘(編)『バルカン史と歴史教育 : 「地域史」とアイデンティティの再構築』(明石書店、2008年)*学内図書館あり
・中井和夫『ウクライナ・インテレクチュアル・ヒストリー』(群像社、2024年)*学内図書館あり
第8回~第10回 速水淑子:
・マックス・ヴェーバー著、富永祐治他訳『社会科学と社会政策にかかわる認識の「客観性」』(岩波文庫、1998年)*文庫、学内図書館あり
・H・R・ヤウス著、轡田收訳『挑発としての文学史』(岩波現代文庫、2001年)*学内図書館あり
・ジョージ・L・モッセ著、佐藤卓己他訳『ナショナリズムとセクシュアリティ――市民道徳とナチズム』(ちくま学芸文庫、 2023年)*文庫、学内図書館あり
第11回~第13回 杉山清彦:
・ 岡田英弘『世界史の誕生 モンゴルの発展と伝統』(ちくま文庫、1999年)※初版ちくまライブラリー,1992年 *文庫、学内図書館あり
・三谷博『愛国・革命・民主 日本史から世界を考える』(筑摩選書,2013年)*学内図書館あり
・森安孝夫『シルクロード世界史』(講談社選書メチエ,2020年)*選書、学内図書館あり