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最終更新日:2025年4月21日

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理科教育法(基礎)

理科教育法(基礎)
<授業の目標>
 中学校及び高等学校における理科の構造と内容、観察・実験、教材研究、ICT教育(情報機器の活用など)、学習評価、学習指導案の作成、授業のデザイン、事故防止の基礎知識を習得する。教材分析と授業設計、情報メディアの活用体験を座学と実習を組み合わせて理解を深められるように授業を行う。本授業を受講することにより、教材分析から指導案作成までの授業設計の考え方について一連の過程を体験することになる。
<授業の概要>
理科教育の目的・目標、歴史、学習指導要領の構造と内容、観察・実験、ICT教育、評価、授業のデザイン、学習指導案作成、ミニ模擬授業の学習を通して授業設計の向上に取り組むのに必要な知識と技能を習得する。テキストを用いながらも講義形式+問答及び議論形式で授業を進める。教員を目指す学生はまず本科目を受講して基礎的な考え方を身につけ、さらに「理科教育法(実践)」を受講することで教員としての実践的技術を修得できるように授業を設計するので、教師になった自分をイメージして授業に積極的に参加してほしい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08G1014
FAS-GA4A30L1
理科教育法(基礎)
左巻 健男
A1 A2
未定
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
YES
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
第1回:理科教育の目的・目標と育成する能力としての科学的思考力・判断力 第2回:戦後中高理科教育の歴史(概観) 第3回:学習指導要領中学校理科の内容と構造 第4回:学習指導要領高等学校理科の内容と構造 物理・化学 第5回:学習指導要領高等学校理科の内容と構造 生物・地学 第6回:学習指導要領高等学校理数の内容と構造 第7回:理科教育の教材研究・教材開発 第8回:理科授業のデザインと方法 第9回:理科授業におけるICT教育、情報機器の効果的活用 第10回:理科授業の設計・実施、学修評価、授業改善 第11回:学習指導案の構造 第12回:学習指導案の作成 第13回:授業における安全管理と事故防止―具体例とチェックポイント 試験 ○日程 9月24日(水)2限~5限 9月25日(木)1限~5限 9月26日(金)1限~4限 ○教室 駒場キャンパス 5号館514
授業の方法
講義説明+ディスカッション+授業の録画視聴+ミニ模擬授業
成績評価方法
主に試験における講義内容の理解度をもとに評価する。
教科書
講義当日までに、必ず次のテキスト用意すること。左巻健男・吉田安規良編著 『【新訂】授業に活かす 理科教育法中学・高等学校編』(東京書籍)
参考書
中学校学習指導要領、高等学校学習指導要領(文部科学省告示)を使用する。なお、その内容は上記の教科書に紹介してある。
履修上の注意
UTASの履修登録期間外のため、履修仮登録を別途行う。仮登録方法 https://forms.gle/***** から 9/10までに登録のこと ◎集中講義出席後、所属学部毎に定められたAセメスター履修登録期間に、UTASでの履修登録を行うこと。
その他
本授業は一コマ105分で実施する
実務経験と授業科目の関連性
実務経験は大学院生の時に2年間非常勤講師として中学校理科、高等学校化学を担当した が、メインは、公立中学校(埼玉県大宮市立春里中学校)で中学校理科を8年間、国立東 京大学教育学部附属中・高等学校17年間及びそれが名称変更した国立東京大学教育学部 附属中等教育学校1年間、中学校理科、高等学校化学(短期だが物理や生物も担当経験) を担当。 理科教育法(基礎)は、中学校理科、高等学校理科の教員免許取得希望学生の必修科目 であるが、まさに共にその内容は、実務経験を積み重ねてきた分野とぴったり重なる。 実務経験中、勤務校で中学校理科、高等学校理科の授業をするだけではなく、その実務 経験をもとに理科教育の研究を進め、中学校理科・高等学校理科の教員対象の理科教育 書を執筆もしてきた。従って教育現場に根づいた内容を講義している。