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最終更新日:2024年4月22日
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社会科・公民科教育法(基礎)
公民科担当教師としての授業構成力と実践力の基礎を身につける
【授業の目標】
本科目は、高等学校公民科のよりよい授業づくりのため、学習指導要領に示された学習目標や学習内容、学習方法を理解するとともに、公民教育に関わる理念や歴史に関わる学習理論、授業の構成要素、授業の基礎技術、集団での学習の意義、教材研究や教材開発、学習指導案の書き方などの実践的な指導法の修得を目的とする。到達目標は以下のとおりである。
①学習指導要領における公民科の目標と内容、全体構造を説明することができる。
②公民科の授業テーマに即して授業の設計方法や指導上の留意点を理解し、活用できる。
③公民科の学習評価の考え方を述べることができる。
④公民科の授業テーマと関連する学問領域とを関係づけ、教材研究に活用できる。
⑤発展的な学習内容について探究し、学習指導への位置づけを考察することができる。
【授業の概要】公民科教育の意義と課題を検討したのち、社会認識の形成と公民的資質の育成に関わる授業理論と教育について実践的指導を行う。本年度は、とくに18歳選挙権の実施と主権者教育についても取り上げ、検討を加える予定である。なお、受講生は、教材づくりのアイデアについて発表を行い、その分析・検討を進める。その際、現場の教師の作成した授業記録なども積極的に活用することにしたい。
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