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最終更新日:2024年4月22日

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世界文学と東アジアIII(3)

中国現代文学史論
本授業では、中国現代文学史の研究書を原文で読む。中国現代文学に関する基礎的な知識を身につけると同時に、文学史で扱われた作品をあわせて講読し、さらに文学創作の背景となる事柄を調査することによって、文学作品を歴史的に読むことの訓練を行う。それによって、中国語学習に必要な現代中国文化に習熟することが本授業の目標である。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08F151303
FAS-FA4F13L1
世界文学と東アジアIII(3)
鈴木 将久
S1 S2
火曜2限
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講義使用言語
日本語、日本語/英語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
第1回:導入 第2回:“Prologue” 第3回:“Introduction”の冒頭 第4回:"Introduction: From Shuqing to the Lyrical" 第5回:Stephen Owen ”The Poetic Exposition on Literature” 第6回:"Introduction: Inventing the “Lyrical Tradition”" 第7回:Chen Shih-hsiang “On Chinese Lyrical Tradition” 第8回:"Introduction: Archaeology of Feeling" 第9回:沈従文「抽象的抒情」 第10回:"Introduction: “The Lyrical” and “The Epic”" 第11回:Jaroslav Průšek “Subjectism and Individualism in Modern Chinese Literature” 第12回:受講生による発表 第13回:受講生による発表
授業の方法
今年度はDavid Der-wei Wang『The Lyrical in Epic Time: Modern Chinese Intellectuals and Artists Through the 1949 Crisis』のイントロダクションを、関連する資料を参照しつつ精読する。最初の週にテクストの一節を講読し、次の週にテクストに関連する研究を読む。担当者はテクストおよびテクストで扱われた作品を紹介し、同時に背景の調査を行い、授業で報告する。他の授業参加者は課題となる文章を読んできて、全体で討論を行う。 対面での授業を基本としつつ、オンラインでの参加も可能なハイブリッド形式で授業を行う。 授業期間中の連絡はITC-LMSを中心にする。 なお文学部と共通授業のため、第一回目から対面で行う。ただしオンラインでの参加も可能とする。また文学部の授業形態の事情から、105分での授業とする。
成績評価方法
レポート(50%)および授業への参加度(50%)
教科書
特になし。
参考書
David Der-wei Wang "The Lyrical in Epic Time: Modern Chinese Intellectuals and Artists Through the 1949 Crisis", New York: Columbia University Press, 2015 他の参考書は授業中に適宜紹介する。
履修上の注意
英語文献と中国語文献をともに読む意欲をもって参加することが望ましい。
その他
特になし。