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最終更新日:2025年4月1日
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世界哲学と東アジアIII(19)
心と認知、特に自己知をめぐって
心の哲学や行為論などの領域において展開されてきた「自己」をめぐる議論について、いくつかの論文を精読し検討する。現代哲学(分析哲学)では「論文」が基本文献となり、しばしば専門性が高くとっつきにくいが、論文にこそ思考の展開が如実に示されている。良質の論文に多く接することによって、自分で哲学的問題に取り組む素地が育まれる。本演習では特に自己知や自己理解に関心を向けるものの、議論の進行具合によってテーマは変動し得る。本演習の目的は、現代哲学の知見を広めることよりも、むしろ各自が哲学的問題への取り組みを深めることにある。
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