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最終更新日:2025年4月1日

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世界哲学と東アジアIII(19)

心と認知、特に自己知をめぐって
心の哲学や行為論などの領域において展開されてきた「自己」をめぐる議論について、いくつかの論文を精読し検討する。現代哲学(分析哲学)では「論文」が基本文献となり、しばしば専門性が高くとっつきにくいが、論文にこそ思考の展開が如実に示されている。良質の論文に多く接することによって、自分で哲学的問題に取り組む素地が育まれる。本演習では特に自己知や自己理解に関心を向けるものの、議論の進行具合によってテーマは変動し得る。本演習の目的は、現代哲学の知見を広めることよりも、むしろ各自が哲学的問題への取り組みを深めることにある。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08F150719
FAS-FA4F07L1
世界哲学と東アジアIII(19)
朝倉 友海
S1 S2
水曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
初回はガイダンスとする(初回についてはITC-LMSを確認すること)。取り上げる文献は心の哲学・認知科学の哲学の領域のものが主となるが、倫理学的なテーマも絡んでくる。 文献(英語)を参加者全員が事前に熟読しておくほか、担当者は担当箇所を明快に理解できるようレジュメを作成し、検討・議論を主導してもらう。
授業の方法
各自で配付資料に取り組むことが求められる。授業時には担当者がまとめてきたものを下敷きにして議論を行う。担当者は2頁のPDFにまとめたレジュメを事前に用意し、ITC-LMSのスレッドにアップロードすること。
成績評価方法
発表の内容が7割、討論での発言・貢献が3割。
教科書
特には用いない。
参考書
適宜紹介する。
履修上の注意
・参加者は全員必ず講読予定の箇所をよく予習してくることが求められる。高度な英語読解力は必要になるが、予め当該分野に親しんでいる必要はない。 ・院・後期課程の共通の演習となる。