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最終更新日:2024年10月18日

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世界哲学と東アジアIII(11)

魏晋南北朝時代の「音楽美学」
この授業では、嵆康の『声無哀楽論』を取り扱い、嵆康の他の著作も合わせて取り上げる。特に今回は、中国音楽美学に関する先行研究も合わせて読み、中国音楽においてはいかなる「美学」が可能なのかを考察する。

以下の3点を目標とする。
・中国音楽史に関する様々な論文を読み、的確に要約し、批判することができる。
・中国音楽史に関する様々な古典を読み、解釈することができる。
・音楽や藝術と人間の関わりについて自分なりの見解を持ち、発表することができる。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08F150711
FAS-FA4F07L1
世界哲学と東アジアIII(11)
田中 有紀
S1 S2
月曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
【第1回】ガイダンス 【第2回】魏晋南北朝時代の音楽・音律学・美学に関する論文の要約と批評 【第3回】魏晋南北朝時代の音楽・音律学・美学に関する論文の要約と批評 【第4回】魏晋南北朝時代の音楽・音律学・美学に関する論文の要約と批評 【第5回】魏晋南北朝時代の音楽・音律学・美学に関する論文の要約と批評 【第6回】嵆康の著作を読む 【第7回】嵆康の著作を読む 【第8回】嵆康の著作を読む 【第9回】嵆康の著作を読む 【第10回】嵆康の著作を読む 【第11回】嵆康の著作を読む 【第12回】嵆康の著作を読む 【第13回】まとめ、音楽に関するフィールドワーク
授業の方法
授業中に指示した文献のうち、指定された範囲の現代日本語訳と注釈を作り、プレゼンテーションを行う。
成績評価方法
事前に準備してきた課題に基づく、プレゼンテーションの内容(70%) 議論への参加態度(30%)
教科書
第1回の授業時に授業で用いる文献を配布する。
参考書
杨荫浏『中国古代音乐史稿』、人民音乐出版社、1981
履修上の注意
必ずしも中国科学や音楽に関して前提知識を有する必要はないが、古典中国語については、ある程度の読解能力があることが望ましい。