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最終更新日:2024年10月18日

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世界哲学と東アジアIII(7)

清代の天文暦法に関する研究
この授業では、中国の科学や技術に関する様々なテーマを哲学として捉えなおし、中国の思想家が自然や人間に対してどのような思想を持っていたのかを分析する。特に、本講義では江永の『礼書綱目』をとりあげ、清代の思想家にとって、暦にまつわるどのような事象が問題となったのかを考察する。
以下の3点を目標とする。
・中国科学史に関する様々な論文を読み、的確に要約し、批判することができる。
・中国科学史に関する様々な古典を読み、解釈することができる。
・科学や技術と人間の関わりについて自分なりの見解を持ち、発表することができる。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08F150707
FAS-FA4F07L1
世界哲学と東アジアIII(7)
田中 有紀
S1 S2
月曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
【第1回】ガイダンス:中国における技術の哲学 【第2回】天文暦法に関する論文の要約と批評 【第3回】天文暦法に関する論文の要約と批評 【第4回】天文暦法に関する論文の要約と批評 【第5回】天文暦法に関する論文の要約と批評 【第6回】『礼書綱目』巻五十三を読む 【第7回】『礼書綱目』巻五十三を読む 【第8回】『礼書綱目』巻五十三を読む 【第9回】『礼書綱目』巻五十三を読む 【第10回】『礼書綱目』巻五十三を読む 【第11回】『礼書綱目』巻五十三を読む 【第12回】『礼書綱目』巻五十三を読む 【第13回】まとめ
授業の方法
授業中に指示した文献のうち、指定された範囲の現代日本語訳と注釈を作り、プレゼンテーションを行う。
成績評価方法
事前に準備してきた課題に基づく、プレゼンテーションの内容(70%) 議論への参加態度(30%)
教科書
第1回の授業時に授業で用いる文献を配布する。
参考書
杜石然著、川原秀城訳『中国科学技術史』上・下、東京大学出版会、1997 藪内清『定本中国の天文暦法』、『藪内清著作集』第1巻編、臨川書店、2017
履修上の注意
必ずしも中国科学に関して前提知識を有する必要はないが、古典中国語については、ある程度の読解能力があることが望ましい。