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最終更新日:2024年4月22日

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心理統計学[認知行動科学コース]

本授業では、心理学の研究においてよく利用される各種統計手法を学修するうえで必要となってくる基礎的な事項について講義を行います。具体的には、心理学研究と統計の関係について解説したうえで分布の記述的指標とその性質について学修し、その後、相関関係の把握と回帰分析、確率モデルと標本分布について学修します。したがって、本授業の目標は、これらの内容を理解し修得することとなります。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08E1324
FAS-EA4E21L1
心理統計学[認知行動科学コース]
登藤 直弥
A1 A2
金曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
本授業では、以下のような進度で授業を進めていく予定です。  第1回 オリエンテーション、心理学研究と統計(教科書第1章)  第2回 分布の代表値(教科書第2章1節)  第2回 分布の散布度(教科書第2章2節)  第4回 変数の線形変換と標準化(教科書第2章3節)  第5回 共分散と相関係数(教科書第3章1節)  第6回 回帰分析に関する解説1(教科書第3章2-4節)  第7回 回帰分析に関する解説2(教科書第3章2-4節)  第8回 相関と共変と因果、測定の妥当性と信頼性(教科書第3章5-6節)  第9回 確率モデルと標本分布の基本的な考え方(教科書第4章1節)  第10回 比率の標本分布の導出(教科書第4章2節)  第11回 正規分布モデルと平均の標本分布(教科書第4章3節)  第12回 2変数正規分布モデルと相関係数・回帰係数の標本分布(教科書第4章4節)  第13回 確率モデルの適用に関する諸問題(教科書第4章5節)
授業の方法
授業については、教科書に基づき作成した資料を利用して「対面の講義形式」で行います。
成績評価方法
毎回実施する小テストへの解答結果(50%)と期末テストの結果(50%)に基づき成績評価を行います。詳細については、第1回目の授業時に説明します。
教科書
本授業では、以下の書籍を教科書として授業を行います。なお、授業では教科書の内容をまとめた資料を作成し配布します。 ・南風原朝和 (2002). 心理統計学の基礎――統合的理解のために 有斐閣.
参考書
本授業の参考書として、以下の書籍を挙げておきます。 ・南風原朝和・平井洋子・杉澤武俊 (2009). 心理統計学ワークブック――理解の確認と深化のために 有斐閣.
履修上の注意
【履修上の注意点】 ・2017年度以前開講「心理統計学Ⅰ」と同一内容のため、既に単位を修得している場合は本科目の履修不可。 ・学部横断型プログラム「数理・データサイエンス教育プログラム」の対象科目となる。 ・本科目は複数学部から開講される合併科目であり、科目間での調整が行われるため、試験が通常講義とは異なる曜限で実施されることがある。 【予習・復習について】 各回の講義で教科書のどの範囲の内容について扱うかは「授業計画・内容」に記載してあるので、予習、復習をする際の参考にしてください。また、高等学校までに学修した数学の知識を前提に授業を行いますので、必要に応じて復習等を行っておいてください。