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最終更新日:2024年10月1日

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認知心理学

知覚・認知心理学/Psychology of Perception and Cognition
物事を見聞きし,認識し,記憶する,思考する,行動する,言葉を操る。私たちが普段何気なく行うこれらのような認知的活動は,どのような仕組みの上に成り立つのか。心理学とは、これらの問題について実証的に探究する学問である。
この授業では,人の感覚・知覚等の機序及びその障害や,人の認知・思考等の機序及びその障害を扱う。特に,多感覚統合,共感覚,感覚間協応などの多感覚的な(視覚,聴覚といった感覚の垣根を超えた)認知処理のメカニズムに焦点を当てる。美感など,一つの感覚では括り切れない認知処理についても触れる。これらの基礎的知識を身につけ,我々が世の中を認識することについての,認知心理学的な観点からの理解を深めることを目標とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08E1319
FAS-EA4E17L1
認知心理学
浅野 倫子
A1 A2
水曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
1. ヒトの感覚処理の基礎 2. 多感覚統合 (1) 3. 多感覚統合 (2) 4. 多感覚統合 (3) 5. 共感覚 (1) 6. 共感覚 (2) 7. 共感覚 (3) 8. 感覚間協応 (1) 9. 感覚間協応 (2) 10. 感覚間協応 (3) 11. 美感 (1) 12. 美感 (2) 13. 美感 (3)
授業の方法
講義形式で行う。
成績評価方法
授業への参加状況(出席+リアクションペーパーの内容)と期末レポートの内容で評価する。
教科書
授業内で資料を配布する。
参考書
河原純一郎・横澤一彦(2015)『注意 選択と統合』(勁草書房) 新美亮輔・上田彩子・横澤一彦(2016)『オブジェクト認知』(勁草書房) 三浦佳世・川畑秀明・横澤一彦(2018)『 美感 感と知の統合』(勁草書房) 横澤一彦・積山薫・西村聡生(2020)『 身体と空間の表象 行動への統合』(勁草書房) 浅野倫子・横澤一彦 (2020)『 共感覚 統合の多様性』(勁草書房) その他,授業内で適宜紹介する。
履修上の注意
1.初回のみオンラインで授業を行う。オンライン会議システムのURL等の詳細はITC-LMSに掲載する。 2.以下の授業との重複履修登録は認めない。 (2022年度)04224148「心理学特殊講義Ⅷ」 (2023年度)04234146「心理学特殊講義VI」 3. 授業の各回の内容は互いに関連するため,毎回の授業の復習がその後の効果的な予習となる。復習をしつつ,教員に直接またはリアクションペーパーで質問をしたりして,積極的に授業に参加してほしい。