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最終更新日:2025年4月1日

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認知発生論

発達心理学
到達目標
胎児期から高齢期までの認知発達のメカニズムについて学び、発達心理学および発達認知神経科学の視点から自己と他者の関係性、社会性の発達について考察することにより、人間の心の発達を科学的に理解できるようになる。また、発達障害を含む非定型発達や、環境要因が発達に及ぼす影響について学び、発達の多様性についての視点を身につける。

概要
本講義では、ヒトの発達に関する基礎的な理論と最新の研究成果を学び、認知機能、社会性、情動の発達がどのように進むのかを明らかにする。胎児期から高齢期に至るまでの生涯発達を対象とし、認知発達の個人差や発達障害、環境要因の影響についても取り上げる。さらに、自己と他者の関係性の発達についても考察し、社会の中で適応的に行動するための発達メカニズムを理解することを目的とする。授業では、理論的背景の解説に加え、実験研究や応用的な視点からの議論を取り入れ、発達の多様性とその意義について深く学ぶ。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08E1305
FAS-EA4E06L1
認知発生論
石川 光彦
A1 A2
未定
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
第1週ガイダンス・発達心理学への導入 第2週胎児期・乳児期の脳と認知発達 第3週幼児期の認知発達:言語と記憶 第4週自己と他者の関係の在り方と心理的発達 第5週認知機能の発達及び感情・社会性の発達 第6週 発達障害等非定型発達についての基礎的な知識及び考え方 第7週 中間試験 第8週 学童期・思春期の認知発達 第9週 成人期の認知発達 第10週 高齢者の心理 第11週 誕生から死に至るまでの生涯における心身の発達 第12週 発達の個人差と環境の影響 第13週 期末試験
授業の方法
主に講義形式で行うが、必要に応じてディスカッションやグループワークを取り入れる。
成績評価方法
中間試験20%、期末試験40%、授業への参加状況40%
教科書
目を通しておくことを勧める論文や書籍は授業のトピックに合わせて講義中に紹介する。
参考書
社会脳の発達、千住淳 著、東京大学出版
履修上の注意
心理学、認知科学の講義を受講していることが望ましい。