<前半(酒井担当)>
1. 生物における神経系の合理性
神経系の進化、動物の脳、人類と脳の進化
2. 生命維持と脳
大脳・小脳・脳幹、意識の三段階、脳死と植物状態
3. 脳のマクロ解剖学
頭蓋骨の役割、脳の動脈と静脈、血液髄液関門
4. 脳機能という考え方
機能分化と機能局在、機能系と調節系、脳の高次機能
5. 聴覚系
外耳・中耳・内耳、蝸牛管の構造、トノトピー
6. 体性感覚系
ソマトトピー、コラム構造、学習による可塑性
<後半(北西担当)>
7. 神経活動の伝導と伝達
イオンチャネル、静止膜電位、活動電位、シナプス伝達
8. 視覚系
網膜の構造と機能、外側膝状体、1次視覚野、高次視覚野
9. 運動系
運動野、神経筋接合部、ニコチン作動性アセチルコリン受容体
10. 記憶と学習
シナプス可塑性、長期増強、長期抑圧、ヘブ則、海馬、睡眠、脳波
11. 記憶痕跡の研究
エングラム研究の歴史と発展、光遺伝学や化学遺伝学の活用
12. 空間情報処理の研究
場所細胞、格子細胞、神経表象の生成機構
(状況により項目が前後する場合があります)