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最終更新日:2026年10月16日

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統合生命科学特論Ⅳ

Rhythms of life~最適な機能を最適な時間に~
私たちは、自分の体の中に1日の時を刻む生物時計(Biological Clock)を持っています。
2017年ノーベル賞医学生理学賞が「サーカディアンリズム(概日リズム;circadian rhythm)を制御する分子メカニズムの発見」を顕彰し、ショウジョウバエを対象とした3人の研究者に授与されたことからも明らかなように、この体内時計機能はあらゆる生物に普遍的にみられます。本科目担当者の専門である生理学の視点から、「なぜ生物時計はサーカディアンリズムを刻むのか?」をみると、「最適な生理機能を最適な時間に発現することにより生体の環境適応を容易にするため」になります。生理学的な時計機能はあらゆる生物が生きていくうえで有用であることは想像に難くありません。サーカディアンリズムを中心とした生物の時間(リズム)現象を研究し、そのメカニズムを明らかにする領域が時間生物学(Chronobiology)です。基本事象をよく理解することは、様々な領域における適切な応用への第一歩です。本科目では時間生物学の重要な原著論文を実際に読み、研究領域の発展に貢献したルーツを振り返ってみましょう。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08E1224
FAS-EA4D26L1
統合生命科学特論Ⅳ
中村 渉
S1 S2
集中
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
YES
他学部履修
可
開講所属
教養学部
授業計画
Sセメスター(4月~9月末)夏休み期間を利用した、3日間(4コマ×3日)集中講義での開講となります。 2026年度は8月3日(月)4日(火) 8月5日(水)に開講します。
授業の方法
授業では、教科書に取り上げられている原著論文を題材に、実際に英文論文の読み解き方、生物学研究の実験手法、実験結果の解釈についてゼミナール形式で解説します。 教科書に指定した「Rhythms of Life」は2005年に出版されましたが、内容はまったく色あせていません。 ペーパーバック版、Kindle版が入手可能です。 著者は「一般向け」としておりますが、内容はいささか難解です。この授業を通して、英語の成書を通読してみようというモチベーションにしてください。 残念ながら絶版となっていますが、原文に忠実な邦語訳も入手可能です。 教科書欄を参照してください。
成績評価方法
授業中に取り上げるものとは別に、レポート課題となる原著論文を指定します。 その中から、または独自に選んだ論文について解説するレポートを作成してもらい、成績評価します。
履修上の注意
初学者を対象とし、時間生物学に精通している必要はありません。
実務経験と授業科目の関連性
中村 渉/ 北海道大学病院歯科診療センターにおける歯科臨床実務経験/小児障がい者歯科臨床実務経験に基づき、統合生命科学特論IV「Rhythms of Life」を担当する。