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最終更新日:2024年10月18日
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物質基礎科学特殊講義II
核磁気共鳴法(NMR)の基礎と応用
Principles and Applications of Nuclear Magnetic Resonance (NMR)
核スピンの共鳴を観測する「核磁気共鳴法」は、物質科学において物性を調べる微視的手法として、また化学における有機分子構造解析の手段として、あるいは医学や脳科学などにも用いられる、現代科学の重要な実験手法の一つである。
本集中講義では、初学者に理解できるように、できる限り平易に「核磁気共鳴法」の基礎原理を説明し、また、特に物性物理・電子物性に対する核磁気共鳴法の応用を解説していく。
この過程で
i) 物理学ならびに化学を中心とした幅広い応用のある「核磁気共鳴法」の基礎原理を理解し、
ii) 物性物理学的観点からの、核磁気共鳴法から見た電子磁性の理解を得る。
の2点の理解の獲得が本講義の目標となる。
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