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最終更新日:2024年4月22日

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物質基礎科学特殊講義I

分子を使ったエレクトロニクス
有機分子を用いた電気伝導現象とエレクトロニクスへの展開について、基礎から応用、そして最先端の研究までを概観する。こうした学習を通して、固体物理の基礎知識を学びながら、個々の物質が有する物性がどのように導き出されるのか、電子デバイスの機能とどう結びつくのかを理解できるようにする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08E1156
FAS-EA4C53L1
物質基礎科学特殊講義I
山本 浩史
A1 A2
集中
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
最初にパワーポイントファイルを用いて有機エレクトロニクスの全体像を説明したあと、個々の基礎知識を深めていく。簡単なバンド計算を各自で行うことにより、固体中の電子がどのように振る舞うかを理解する。最後に、磁場中での電子の振る舞いや、強相関電子系と呼ばれる電子が示す超伝導現象などについても解説し、こうした現象を使った電子デバイスの例を紹介する。 1. 有機エレクトロニクス(OLED, OFET, OPV) 2. 分子性導体 3. 強相関電子系 4. ドルーデモデル 5. バンド構造 6. 強束縛近似 7. 1次元電子系のバンド構造 8. 2次元電子系のバンド構造 9. Dirac方程式 10. Berry位相 11. 磁気抵抗効果 12. Hall効果 13. 量子ホール効果
授業の方法
オンライン画面による資料投影と、配布資料による。
成績評価方法
レポート課題
教科書
特に指定しない
参考書
初歩から学ぶ固体物理学(講談社) 分子性物質の物理(朝倉書店)
履修上の注意
講義中に計算をしてもらうことがあるので、紙と筆記用具を用意のこと。
その他
初めてのオンライン授業なので、ゆるく行きたいと思います。