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最終更新日:2024年4月22日

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量子力学II[数理自然科学コース]

量子力学 II Quantum mechanics II
量子力学 I の授業などで量子力学に触れている学生が量子力学の基礎を習得することを授業の目標とする。量子力学では状態や時間発展をどのように記述するか、角運動量の理論、結合定数が小さい場合の近似法、散乱問題などを説明する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08E1016
FAS-EA3B17L1
量子力学II[数理自然科学コース]
大川 祐司
S1 S2
金曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
予定している授業の章立ては以下の通りである。 1. 量子力学における状態と運動方程式 1.1 状態、時間発展、物理量 1.2 調和振動子 1.3 3次元空間内の運動 2. 角運動量 2.1 交換関係 2.2 スピン 2.3 軌道角運動量 2.4 中心力の場合のシュレディンガー方程式 2.5 角運動量の合成 3. 近似法 3.1 摂動論 3.2 変分法 3.3 半古典近似 4. 電磁場中の荷電粒子 4.1 シュレディンガー方程式 4.2 一様な磁束密度中の荷電粒子 4.3 Aharonov-Bohm 効果 5. 散乱 5.1 散乱断面積 5.2 部分波展開 5.3 光学定理
授業の方法
初回の4月5日は15時10分から Zoom を用いたオンライン授業を行う。 4月19日以降は対面での授業で、14時55分から15時10分までは質問に基づいたディスカッションの時間とし、15時10分からは黒板を用いた講義を行う。
成績評価方法
Sセメスターの終わりに実施する試験
教科書
指定しない。
参考書
J. J. サクライ「現代の量子力学(上)」吉岡書店 J. J. サクライ「現代の量子力学(下)」吉岡書店 猪木慶治・川合光「量子力学 I 」講談社 猪木慶治・川合光「量子力学 II 」講談社
履修上の注意
量子力学 I の授業などで量子力学に触れていることを前提とする。