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最終更新日:2025年4月21日

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化学進化論

化学進化論:地球と宇宙における生命の起源と進化および未来
生命の起源(宇宙からの有機物の飛来、地上でのRNA合成とRNAワールドの誕生)、地球の初期進化史(海の形成、最初の生命の証拠、最古の細胞化石)、生命の初期進化(翻訳系の誕生、コモノートLUCAの性質、真核生物の誕生)、微生物生態系、バクテリアの進化などの地球での生命進化(酸素濃度変化、古細菌と真正細菌の進化)について概説する。進化を用いた蛋白質工学的手法(ナノバイオテクノロジー、酵素の耐熱化、低温活性化、タンパク質構造の原理)に関して概説する。また、生命の定義および地球以外での生命探査手法に関して概説する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08D1510P
FAS-DA3G11L1
化学進化論
山岸 明彦
A1 A2
集中
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
第一回 生命の材料と生命の起源 第二回 RNAワールドと生命誕生の場所 第三回 遺伝子から生命の初期進化を探る 第四回 生命の初期進化、真核生物の誕生 第五回 熱水生態系:化学合成細菌の世 第六回 生命の定義 第七回 宇宙にありうる生命 第八回 宇宙に生命を探す:国際宇宙ステーションでの実験 第九回 宇宙に生命を探す:火星氷衛星 第10回 太陽系外惑星探査 第11回 タンパク質工学 第12回 酵素の進化工学的改変(耐熱化と活性化) 第13回 タンパク質ナノ構造体設計
授業の方法
パワーポイントでの説明と質問時間を交互に取り、講義を進める。質問をすることは必須である。
成績評価方法
Zoom への出席及びレポートで評価する。レポートは、講義時間内に自分が行った質問複数回に関して、A4 複数枚で報告する。それぞれの質問に対して、A:自分の行った質問、B:それに対する教員の答え(教員が「私はこんな答えはしないよ」という事の無い様に注意)、C: 教員の答えに対する、反論、感想、追加調査結果(調査結果では何で調べたか資料がわかる様にしておく事。Inter netは信頼度に注意)。
教科書
教科書は特に定めない。
参考書
アストロバイオロジー:山岸明彦著:化学同人 アストロバイオロジー:山岸明彦著:丸善出版
履修上の注意
受講生は授業中に質問を行うことが必須である。
その他
講義に関する質問はなんでも下記メールあてに下さい。