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最終更新日:2024年4月22日

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生物圏システム科学実験

生物圏システム科学実験
本実験では,生態学,進化学,地球システム科学に関する基礎的な実験遂行能力および,実験データを用いた考察能力の獲得を目標とし,生命・環境に関する実験を行う.分野横断的なテーマについて自ら手を動かしてデータを出し,考察し,レポートにまとめる一連の過程を身につける.
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08D1335
FAS-DA3E22E1
生物圏システム科学実験
増田 建
A1
未定
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講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
ガイダンス テーマ1 生物間相互作用の解析 〜細胞内共生微生物による宿主昆虫の繁殖操作〜 授業の目標・概要:本実験では,昆虫に広くみられる細胞内共生細菌ボルバキア(Wolbachia)が示す宿主昆虫の繁殖操作について,共生細菌の適応進化の観点から理解を深めることを目的とする.まず,PCRによってさまざまな昆虫からボルバキアの遺伝子配列の検出を試みる.さらに,ボルバキアの感染が知られている貯穀害虫の一種アズキゾウムシを用いた交配実験により,ボルバキアがどのように宿主の繁殖様式を操作しており,それがボルバキアにとってどのように適応的であるのかを考察する.これらの実験結果・考察はレポートとしてまとめる. テーマ2 バイオ実験の基礎 〜クローニングと遺伝子組み換え〜 授業の目標・概要:本実験では,前半で生物実験における基礎的な技法の習得し,後半では植物の光合成の場である葉緑体の形成機構に関する実験を行う.前半の「バイオテクノロジーの基礎」では,大腸菌にオワンクラゲの緑色蛍光タンパク質(GFP)を形質転換し,遺伝子操作を習得するとともに,大腸菌における遺伝子発現機構を理解する.後半の「植物の葉緑体形成」では光シグナルによる植物の形態形成,それに伴う葉緑体形成について観察する.これらの実験結果・考察はレポートとしてまとめる.
授業の方法
与えられたテーマに基づいて試料を使った実験を行い、取得データの解析結果をレポートにまとめる。
成績評価方法
毎回の出席/実験中の姿勢・態度/レポートの提出状況とその内容、を総合的に評価する。
教科書
特に指定なし。
参考書
各テーマ初回に適宜指示する。
履修上の注意
主に室内の実験を行うので、火曜日木曜日の3、4、5限の参加が必須。 生物圏・地球圏システム科学実験のガイダンスは対面式で10月3日3限に行います。 当日は本授業の詳細と感染予防対策、受講科目の選定に関する説明を行いますので必ず参加ください。 履修者は初回ガイダンス前に*****宛に連絡ください。 なお、正当な事由でガイダンスに欠席する場合は鹿山までメールでご連絡ください。
その他
火曜日・木曜日の3、4、5限に開講