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最終更新日:2024年10月18日

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人間情報学I

芸術表現の情報学的な分析とその方法
現代のアートにおいて情報技術や幾何学を用いて表現を行ったり,表現されたものを情報技術や情報の概念を駆使して分析・理解したりすることが重要になってきている.本講義では,情報学の立場からアートやその表現方法を研究している第一線の研究者が,画像処理,計算錯覚学,計算幾何学,建築,動作計測,認知科学,心理学などの諸概念・方法論・技術を用いて,アートの表現技法やその表現内容の解析に関する基礎と実践的応用を解説する.
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08D1237
FAS-DA2D21L1
人間情報学I
植田 一博
A1 A2
火曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
登壇順と授業内容は下記に示す通りである. 第1回:ガイダンス(全員) 第2回:計算折紙(1)(舘) 第3回:計算折紙(2)(舘) 第4回:身の回りの構造と幾何学(舘) 第5回:計算による錯覚・アート(1)(山口)(ゲスト講師:杉原厚吉・明治大学・特任教授) 第6回:計算による錯覚・アート(2)(山口) 第7回:計算による錯覚・アート(3)(山口) 第8回:芸術の認知科学的分析──創作者の認知過程と表現の意味を探る(植田) 第9回:能楽における能面と所作(動作)の科学的解析(植田) 第10回:文楽人形動作の科学的解析と日本の伝統芸能における呼吸の意味(植田) 第11回:パラメトリックモデリングを用いた建築デザインの各種表現技法(三木) 第12回:建築構造デザインにおける形状決定の最先端(三木) 第13回:グラスホッパーを用いた建築デザインにおける各種表現技法の実践(三木)
授業の方法
基本的に講義形式だが,対面実施可能な場合には,一部の授業では実習形式となる予定である. 第1回授業(ガイダンス)はオンライン形式で実施する可能性がある(昨年度はオンライン実施).2回目以降の実施形式は,第1回授業の際にアナウンスする.
成績評価方法
各教員が1課題ずつレポート課題を出題する.各教員が設定した締切までに提出してもらう.全4課題の合計で評価する.全課題を提出することが成績評価の必要条件である.
教科書
特になし.
参考書
植田 一博・大本 義正・竹内 勇剛 (共編著) (2022).『コグニティブインタラクション―次世代AIに向けた方法論とデザイン―』.オーム社.
履修上の注意
各教員が1課題ずつ出題するレポート課題,計4課題すべてを提出することが成績評価の必要条件である. なお,三木教員の3回目の授業では,受講生全員にラップトップコンピュータを持ち込んでもらうことを想定している.それが難しい場合には,初回ガイダンス授業において三木教員に相談すること.