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最終更新日:2024年3月15日

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情報数理科学VI

ディジタル画像処理
視覚情報に関わる処理としてディジタル画像の表現と操作に関する理論と実践について入門的な学習を行う.
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08D1234
FAS-DA3D06L1
情報数理科学VI
山口 泰
A1 A2
火曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
1. ディジタル画像 - 1(標本化/量子化,量子化誤差,エリアシング,データ表現) 2. ディジタル画像 - 2(プログラミング環境,画像の入出力,表示,画像データ) 3. 画像の特徴量 - 1(ヒストグラム,階調変換) 4. 画像の特徴量 - 2(イベント処理,2値化,トーンマッピング) 5. 色 - 1(視覚と色,表色系,測色学,色補正,カラーマッチング) 6. 色 - 2(色空間) 7. 画像の変換 -1(幾何学変換,再標本化/補間) 8. 画像の変換 -2(行列計算,幾何学変換) 9. 画像合成 - 1(画像間演算,マスク処理) 10. 画像合成 - 2(画像合成,クローマキー,アルファ合成) 11. 空間フィルタリング - 1(線形/非線形フィルタ,平滑化フィルタ,エッジ抽出,高速化手法) 12. 空間フィルタリング - 2(微分フィルタ,エッジ検出,平滑化フィルタ,分離フィルタ,積分画像) 13. 周波数領域 - 1(フーリエ変換,離散フーリエ変換,再構成) 14. 周波数領域 - 2(高速フーリエ変換,バンドパスフィルタ,畳み込みと空間フィルタ) 15. 画像処理の応用(ハーフトーニング,視覚復号型暗号)
授業の方法
各単元ごとに講義とプログラミング実習を実施する.プログラミングには OpenCV (Python)を利用する予定である. 授業にあたっては,情報教育棟(情報基盤センター)の iMac環境を利用する予定であるが,個人のPCで環境を構築し実習しても構わない.
成績評価方法
複数回のレポートを行なう.
教科書
「ディジタル画像処理」 財団法人 CG-ARTS協会 ISBN 978-4-903474-01-4
参考書
「コンピュータ画像処理」 オーム社 ISBN 978-4-274-13264-1 「OpenCVプログラミングブック」 毎日コミュニケーションズ ISBN 978-4-8399-2354-9
履修上の注意
項目ごとにプログラミング演習課題を実施するので,遅れないように課題を提出すること.