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最終更新日:2024年4月22日

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都市地理学

都市地理学
 この科目は,都市をめぐる諸現象を地理学的に理解することを目標とする.都市地理学及び関連分野における都市研究の理論的基礎を踏まえ,グローバル化,国際的移住など経済社会の変化に伴って現代の都市空間とそこに暮らす人々の生活世界が,どのように変容しているか,具体的な事例を交えて学ぶ.世界都市や国際的な移住,北米都市の貧困やエスニック・コミュニティ,災害への脆弱性等のフィールド研究等を事例にグローバルなスケールと都市内部のローカルなスケールの両面から,都市を考察する力を養う.
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08D1119
FAS-DA4C19L1
都市地理学
小田 隆史
A1 A2
木曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
以下のようなテーマのなかからいくつかの事例を扱う。 <講義とともに学生主体のグループ討議や発表を行う.またITC-LMS上での学生相互のピア質疑・コメントも実施する> ・都市地理学の理論とアプローチ   広義の都市研究における地理学的な都市を捉える視点 ・グローバル化と世界都市   時間・空間の圧縮,格差の増大,国際人口移動 ・都市内部の変容と郊外化   都市と産業,再開発,郊外の住宅地開発,居住地移動,都心回帰 ・都市と貧困・格差   北米都市のインナーシティ問題,セグリゲーション,ジェントリフィケーション ・都市住民の抵抗と社会的包摂   都市と権力,エスニシティ,多文化共生,ガバナンス ・都市災害と都市防災   誘因と素因,ハザード,土地条件,レジリエンス,安全・安心 ・都市の持続可能性   気候変動リスク、環境変化,環境汚染,都市インフラ,SDGs
授業の方法
配付資料を用いながら講義を行うとともに,グループワークや討議を行う時間も多く取る予定. 予習・復習の課題を課す.
成績評価方法
平常点と小レポート,期末レポートの結果を総合的に判断して評価する.
教科書
特に指定せず,毎回資料を配付する.
参考書
ポール ノックス・スティーヴン ピンチ2013.『都市社会地理学』(改訂新版).古今書院. 藤井 正・神谷浩夫 編 2014.『よくわかる都市地理学』.ミネルヴァ書房. 矢ケ﨑典隆・森島 済・横山 智 編2018.『サステイナビリティ―地球と人類の課題―』.朝倉書店. その他、適宜、授業内で指示する。
履修上の注意
英語文献の原典を参照することがある。