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最終更新日:2026年10月16日
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科学技術社会論特論III
「人新世」の時代の科学史記述とは:初期近代の自然誌と地球論の歴史にフォーカスしつつ
How to describe the history of science in the Anthropocene era?: Focusing on the history of early modern natural history and theories of the earth
「人新世 Anthropocene」という新たな地質時代区分をめぐっては、地質学(層序学)における議論が一段落した2024年の段階で、気候危機の深化とともに、より有効で根本的な地球史区分論とこの惑星上に共棲する主体構造論が求められるようになっている。
本授業では、プリンチペ『科学革命』(PSR)を導きとして近代科学のスタート地点を振り返るとともに、今日的な議論(『人新世再入門』)を概観して、歴史科学における自然誌(ナチュラルヒストリー)とその歴史記述の問題にフォーカスし、原テクストにアプローチしつつ議論を深めることを目標とする。
この作業によって、当時の、聖書年代学をベースとした普遍史、世俗の歴史、自然史が未分化な状況が、現代の「人新世」をめぐる議論に示唆するものを考えたい。
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