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最終更新日:2024年4月22日

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現代社会論II

現代日本の政治 Contemporary Japanese Politics
文献の輪読を中心として、多面的な観点から現代日本政治への理解を深める。特に、1990年代以降の日本政治に起きた諸変化、すなわち、「55年体制」の崩壊、選挙制度改革、中央省庁改革、小泉政権による「官邸主導」の導入、民主党への政権交代、自民党の政権復帰、歴代最長となった安倍政権の政治運営などに注意を払いたい。同時に、本授業では政治学的な思考法や分析手法の習得も目指す。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C3104
FAS-CA4T04L1
現代社会論II
内山 融
A1 A2
木曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
下記の文献を輪読する。詳細なシラバスは授業開始前にITC-LMSにアップロードする予定である。
授業の方法
担当者によるテキストの報告と論点の提示、参加者全員による議論、教員による解説という形で進める。 詳細はITC-LMSに掲載するシラバスを参照すること。
成績評価方法
平常点による(報告+発言+出席)
教科書
●飯尾潤『日本の統治構造』中公新書、2007年 ●日本再建イニシアティブ編『「戦後保守」は終わったのか』角川新書、2015年 ●中北浩爾『⾃⺠党―「⼀強」の実像』中公新書、2017年 ●フランセス・ローゼンブルース&マイケル・ティース『日本政治の大転換』勁草書房(Frances McCall Rosenbluth & Michael F. Thies, Japan Transformed: Political Change and Economic Restructuring, Princeton Univesity Press, 2010.) ●Ellis S. Krauss & Robert J. Pekkanen, The Rise and Fall of Japan's LDP: Political Party Organizations as Historical Institutions, Cornell University Press, 2011. ※変更の可能性があるので了承されたい。詳細は開講時に指示する。
参考書
・内山融『小泉政権』中公新書、2007年 ・北岡伸一『自民党―政権党の38年』中公文庫、2008年 ・佐々木毅編『比較議院内閣制論―政府立法・予算から見た先進民主国と日本』岩波書店、2019年 ・竹中治堅『首相支配―日本政治の変貌』中公新書、2006年 ・中北浩爾『⾃⺠党政治の変容』NHKブックス、2014年。 ・中北浩爾『自公政権とは何か─「連立」にみる強さの正体』ちくま新書、2019年 ・⽇本再建イニシアティブ『⺠主党政権失敗の検証―⽇本政治は何を活かすか』中公新書、2013年
履修上の注意
無断欠席が3回を超えた場合には単位を与えないことがあるので注意すること。 報告に当たっていなくても、自らの疑問や意見について積極的に発言すること。
その他
日本政治の最近の動向にも目を配り、テキストで学んだ知識と現実政治とを有機的に連関させて考えるようにしてもらいたい。 なお、ITC-LMSに最新情報を掲載するので、随時閲覧すること。