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最終更新日:2026年10月16日
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特殊講義IV(2)[アジア・日本研究コース]
アラブ・キリスト教文学の歴史
地中海と西アジア世界/キリスト教とイスラーム/古代と中世 などの結節点に位置するアラブ・キリスト教文学の魅力について、その歴史を前近代東地中海史/西アジア史の流れの中に位置付けながら概観する。
7世紀、アラブ・イスラーム軍が西アジアを支配下に入れた際、旧ビザンツ帝国領の人口はほぼキリスト教徒であった。長い時間をかけ、キリスト教徒はイスラームに改宗していくが、その一部は信仰を保持しながら現在に至る。彼らの多くは自分たちの典礼言語とは別に、あるいはそれに替わってアラビア語で著述をするようになった。
本講義ではアラブ・キリスト教徒の著作活動を通して、東地中海に住む人々の多様性、宗教や民族を超えた共存のあり方について考える。また、イスラームとの相互影響のほかに、西アジア以外の世界への伝播と影響、例えば中世エチオピアにおけるキリスト教復興への貢献といった面についても学ぶことを目的とする。
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