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最終更新日:2026年10月16日
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中央アジア地域文化研究
中東地域史料講読/ Study of Historical Documents (Middle Eastern History)
中東地域の歴史を研究する際に必要とされる力の一つは、アラビア文字で著された史料(アラビア語、ペルシア語、オスマン語など)を読解し分析する力です。この授業では、一つの史料を輪読し、訳註を作成する作業を通じて、その力を向上させることを主たる目的とします。また、史料が書かれた背景にあるイスラーム教徒の世界観についても考えていきます。
この授業の主なねらいは次の通りです。
1. 史料を読解し分析する力を鍛える。
2. 工具書などを利用して訳註を作成する力を鍛える。
3. イスラーム教徒の世界観について考える。
講読予定の史料は、「史上初の世界史」として注目されてきたペルシア語普遍史書、ラシード・アッディーン著『集史』(1307年、イルハーン朝宮廷で編纂)です。今回は、この歴史書に収録される「中国史」の部分を講読します。モンゴル時代のユーラシア大陸では知的交流が促進され、中国からの情報直接依拠した、イスラーム教徒による中国史が編纂されました。イスラーム教徒がどのように非イスラーム教徒の歴史を解釈していたのかについて精読していくことにより、イスラーム教徒の世界観について、また、前近代中東地域における歴史叙述の性格について考察していく予定です。
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