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最終更新日:2026年4月20日

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東アジア近現代史

東アジア国際関係史
本講義では、主に第二次世界大戦中から現在までの東アジアの国際関係史について講義する。中国史、台湾史、日中関係、中台関係を中心とするが、各国史を列記するのではなく、朝鮮半島も含めて東アジア史全体の歴史を講義する。戦後構想、冷戦、1970年代の変容、そしてポスト冷戦期の東アジアを理解し、なぜ冷戦以後も東アジアではこのような安全保障上の対立、分断があるのか、また経済中心の地域協力が進んだのか、そのにはどのような課題があったのかといったことを理解する。そして、現在生じているさまざまま歴史にかかわる問題の背景についても考察できるようになるであろう。教養課程での東アジア国際政治の講義よりも、学界における研究状況などアカデミックな話題を取り混ぜ、またその時々に発生する時事問題へのコメントなども取り混ぜながら講義する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C2809
FAS-CA4Q08L1
東アジア近現代史
川島 真
S1 S2
火曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
第1回 ガイダンス/戦後構想と日本の敗戦 第2回 国共内戦と中華人民共和国の成立ーなぜ中国共産党が勝利したのか 第3回 朝鮮戦争と東アジアの冷戦(「熱い戦争」)の形成 ー朝鮮戦争という場面設定は如何に作られたのかー 第4回 毛沢東の時代ー社会主義国家建設とは?本当に独裁政権なのかー 第5回 脱植民地化/脱帝国化という課題ー国内政治と対外政策とにはいかなる連関があるのかー  第6回 中ソ対立と1960年代の東アジアー日本社会はなぜ社会主義に共感したのかー 第7回 ダマスキー島事件と米中接近/日中国交正常化ー東アジアの冷戦の独自性はどこにあるのかー 第8回 中国はなぜ、どのように豊かになったのかー改革開放とアジアの経済成長 第9回 民主化する韓国、台湾と民主化しない中国ー異なる選択は如何になされたのかー 第10回 天安門事件と冷戦の終結ー中国はなぜ社会主義体制を維持できたのかー 第11回 東アジアの「冷戦」の継続と変容ー何が変わり、何が変わらなかったのかー 第12回 胡錦濤政権の「韜光養晦」と東アジアーなぜ中国は方針を転換したのかー 第13回 習近平政権の中国と世界ー中国は世界の中心に躍り出ることはできるのかー
授業の方法
テキストや配布文献を参照しながら、講義形式で授業を進める。板書をするが、必要に応じてプリントを配布する。質問は随時受け付け、返答する。また、適宜、映像資料なども利用する。
成績評価方法
レポートによる。テキストの各章末にある課題、あるいはテキストのコラムなどから出題する。書くべき字数は1200字×2問(目安)。レポートは返却する。剽窃には厳しく接する。
履修上の注意
基礎的な事項についても説明しながら講義する予定。 秋学期には19世紀から1945年前後まで扱った授業を開講している。それとの接続を意識するが、この授業だけを履修するのでも差し支えない。
その他
対面で実施予定。2−3回、オンライン、オンデマンドになる可能性がある。
実務経験と授業科目の関連性
これまで内閣府国家安全保障局顧問、中曽根平和研究所研究本部長など、政府関係のお仕事やシンクタンクの仕事をしてきた。そのことを一定程度踏まえながら講義をしていきたい。