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最終更新日:2026年10月16日

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ドイツ研究III

西ドイツの「1968年」を考える:「幸運にも失敗した革命」だったのか?
本授業の目的は、1960年代後半に西ドイツで盛り上がった全社会的な抗議運動である68年運動を、ドイツ語文献の精読を通じて社会史的視点から理解することである。とりわけ68年運動当事者の残した文献を用いて、運動の多層的性質を歴史的に検討することを目指す。

本授業では、イングリット・ギルヒャー=ホルタイ『68年運動:現代ヨーロッパへの曲り角』(2021)とGötz Aly, Unser Kampf 1968 (2012) を中心的テクストとして用いる。
前半では、ギルヒャー=ホルタイ文献の報告とAly文献の序論の輪読を通じて、68年運動の基本的展開とその性質に関する基本的理解や論点を共有する。後半は学生によるAly文献の報告を中心とし、各章の内容を要約・分析する。68年運動の「解放的」性質が、運動の「抑圧的」性質に支えられていたことを踏まえ、運動の多面性への理解を深める。
授業全体を通じて、1960年代の社会運動を政治史・社会史・文化史と接続しながら考察する姿勢を重視し、現代ドイツ社会を理解するための知識基盤を形成することを目標とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C2341
FAS-CA4L07L1
ドイツ研究III
川﨑 聡史
A1 A2
月曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
教養学部
授業計画
第1回:授業ガイダンス 第2回:学生報告:『68年運動:現代ヨーロッパへの曲り角』 第3回:学生報告:『68年運動:現代ヨーロッパへの曲り角』 第4回:学生報告:『68年運動:現代ヨーロッパへの曲り角』 第5回:輪読:"Unser Kampf 1968" 第6回:輪読:"Unser Kampf 1968" 第7回:輪読:"Unser Kampf 1968" 第8回:学生報告:"Unser Kampf 1968"第1-2章 第9回:学生報告:"Unser Kampf 1968"第3-4章 第10回:学生報告:"Unser Kampf 1968"第5-6章 第11回:学生報告:"Unser Kampf 1968"第7-8章 第12回:学生報告:"Unser Kampf 1968"第9-10章 第13回:学生報告:"Unser Kampf 1968"第11-12章
授業の方法
毎回の授業において、指定された履修者が課題テクストの報告を行う。そのほかの履修者はその報告をもとに議論を行う。 報告者:文献の内容をまとめ、疑問点・論点(文献で扱われた事象の背景・経緯に関わるもの)と参考文献表を載せた発表資料を用意すること。 そのほかの履修者:報告を聞いて積極的に議論に参加し、質問する。文献は報告者でなくてもきちんと予習し、疑問点・論点を用意する。質問が出ない場合、教員が指名して論点を提示してもらうこともあるので全員が疑問点・論点を用意すること。疑問点や論点は事前に提出してもらう予定である。 欠席や遅刻など、発表する人に対して失礼になるようなことは極力しないこと。 やむを得ない理由で自分の報告を欠席する場合は、代理の報告者を立てること。
成績評価方法
課題テクストの予習、報告の内容、授業中の議論への参加、提出物をもとに成績評価を行う。
履修上の注意
ドイツ語文献を講読するため、履修にはドイツ語文法に関する知識が必要となる。 履修者全員が、授業で使用する課題テクストを必ず予習してくることが前提である。 報告者は、資料を発表日前日までに教員にメール等で提出するとともに、自分で印刷等で配布準備をすること。
その他
第1回授業(オンライン)で授業の進め方を説明するので、履修者は参加すること。 履修者の人数や状況に応じて授業計画は変更になる可能性がある。 1回の授業時間は90分である。