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最終更新日:2026年10月16日

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イギリス言語芸術論II

Glyn Maxwell, _On Poetry_ (2012) を通して英語の詩を読む Reading Poems in English via Glyn Maxwell's _On Poetry_ (2012)
【目標】

「詩を読む」ということ、それを「英語で」するということの意味を、ともに考えていきたいと思います。
そのためにも英詩特有の韻律やレトリック、英語圏における詩形式の歴史的展開などを学ぶことが必要になりますが、そういったことにあまりとらわれすぎず、できるだけ多くの英語で書かれた詩にふれ、それらについて友人たちと語り合うことを通じて、ともに鑑賞し、ともに思考する場を開いていきたいと思います。
詩を詩として、たんに〈頭〉で理解するのではなく、〈声〉に出して「音〔le son〕」と「意味〔le sens〕」との戯れを味わい、そこで感じとったことを自分なりの〈ことば〉として表現し他人と共有することできるようになれば、愉しかろうと思います。

【概要】

今学期の英詩セミナーでは、Glyn Maxwell, _On Poetry_ (2012)とともに、そこで扱われている英詩を読んでいきたいと思います。Glyn Maxwellは現代イギリスを代表する詩人ですが、本書はそのタイトルから予想される「英詩の一般的な解説書」とはほど遠く、控えめに言っても "eccentric" な詩論です。 'White', 'Black', 'Form', 'Pulse', 'Chime', 'Space', 'Time' という各章のタイトルを見ただけでも、なんのことやらチンプンカンプンです。ましてや、架空のセミナー受講者たちが登場して議論を交わしたり、「ギリシャ語の詩学用語の意味が知りたいならGoogle検索しなさい」と教師がすすめたりするのを見ると、はたして著者はふざけて書いているのではないか?と思ってしまいます。とはいえ、扱われる詩はどれも「古典」に属するものばかりで、多種多様な例にたいする詩人である著者のみごとな読解にくわえ、詩作をめぐる深い思索はじつに刺激的で挑発的です。けっして読みやすい本ではありませんし、まったく「教科書的」な勉強には向いていませんが、この authentic な詩人による eccentric な詩論を昧読しながら、参加者全員で exciting な議論を満喫しましょう。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C2105
FAS-CA4J05L2
イギリス言語芸術論II
三原 芳秋
A1 A2
水曜3限
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講義使用言語
日本語、英語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
教養学部
授業計画
初回から対面授業で演習形式。 ※ 90分授業実施についての留意事項 授業終了後に15分程度の質疑応答時間を設け、あわせて、UTOL/Google Classroom等を通じたオンラインの質問や議論にも応じます。
授業の方法
参考図書を輪読しながら、そこに出てくる英詩を毎回2~3編とりあげて読みます。まずは詩を詩として味わい友人たちと語り合うことに主眼をおき(グループディスカッション)、しかしそこに留まることなく、英語で書かれる詩の仕組み(形式)や伝統、各作品の歴史的・社会的背景や影響関係なども学び(講師によるレクチャー)、ひとつひとつの詩作品を重層的に〈読む〉ことを実践します。 毎回担当者を決め提題を行ってもらいますが、基本的には全員参加のディスカッションを主とします。
成績評価方法
担当回の発表(40%)、グループディスカッション+プレゼンテーション(30%)、最終レポート(30%)、を目安として、総合的に成績評価します。
履修上の注意
授業は原則として対面ですが、教養学部の方針によりZoomでのオンライン授業となる週など、状況や事情によってはオンラインで実施する場合もあります。 【生成AIの使用に関して】 本授業では、生成 AI の利用を一部認めています。具体的には、以下の場面での使用が可能です。 ・アイデア出しや構想段階での補助(ただし初動から使用することはおすすめしません・・・まずは、紙とペンを使って、自分のあたまでしばらく考えてみると良いでしょう。) ・課題の構成案の検討(「丸投げ」はしないこと) ・調査の補助的な活用(ただし、情報の正確性は自身で確認すること) 使用に際しては、以下の点に留意してください。 ・AI を使用した場合は、提出物にその旨を明記してください(例:「Gemini を用いて構成案を作成」「Copilotを用いて文献表を作成」など)。明記せずに使用したことが判明した場合は不正行為とみなします。 ・AI による文章の無断転載や、出典不明の情報の使用は不正行為とみなす場合があります。
その他
〈読む〉という実践、ことに「詩を〈読む〉」という実践は、受動的にはなしえないことですので、毎回の授業への積極的な取り組みが必須となります。 自ら調べ自ら考えること。自らの考えをことばに表し、他人の考えに耳を傾けること。そして、なにより、愉しむこと!