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最終更新日:2024年4月22日
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言語文化論特殊研究(10)
メンデルスゾーンのオラトリオ《パウロ》と《エリヤ》
2022年に没後175年を迎える作曲家フェーリクス・メンデルスゾーン・バルトルディに焦点を当てる。彼の2作のオラトリオ、すなわち、新約聖書の使徒を題材にした《パウロ》(1836年)および旧約聖書の預言者を題材とした《エリヤ》(1846年)を取り上げ、19世紀前半のドイツにおける宗教音楽の新たな興隆と過去の音楽の復興について掘り下げる。両作品が当時のドイツ社会に放った意味を考察すると同時に、聖書の言葉に基づいた音楽が、時代と地域と宗教を越えて普遍的な感動をよびおこし得るのはなぜか、批判的に考え、私たち自身の音楽理解を深めることも目標とする。
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