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最終更新日:2024年4月22日
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言語文化論特殊研究(9)
イタリア文学講読――アリオスト『狂乱したオルランドOrlando furioso』をカルヴィーノと読む(2)
イタリアの20世紀を代表する作家イタロ・カルヴィーノが16世紀に書かれたアリオスト『狂乱したオルランド』を愛読し、折に触れて言及していたことはよく知られている。春学期に引き続きカルヴィーノの書いた『カルヴィーノが語るルドヴィーコ・アリオストの『狂乱したオルランド』Orlando Furioso di Ludovico Ariosto raccontato da Italo Calvino』から、今学期は歴史に残る名場面をいくつか読みたい。今学期の授業ではテクストにおいてカルヴィーノが現代語で解説する分量が減少することもあり、アリオストの詩の読解が中心となる。しかし難解なものではないので楽しく読んでいきたい。
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