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最終更新日:2024年4月22日

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批評理論文献講読I(3)

物語論(ナラトロジー)の入門と応用
 「物語」(ナラティヴ)を的確に読み、深く解釈するためには、その形式的特徴に関する鋭敏な注意力をやしなうことが必要です。この演習では、批評理論の初学者を想定して、入門的なテクストを読みながら物語を精読する方法、さらにそれらをより大きな文化的・社会的テーマに結びつける方法を学びます。しばしば実践的な具体例をもちいて、「語り方」の問題が解釈をどのように左右するのかを考えます。
 最終的には、それらの観点から刺激を受けて、みずからの問題意識や研究方法の確立につなげてゆくことがねらいです。授業で学んだ方法論を自分自身の研究課題にどうやって応用できるか、考えつつ参加してください。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C161703
FAS-CA4H16S1
批評理論文献講読I(3)
秦 邦生
S1 S2
水曜4限
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講義使用言語
日本語、英語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
授業の前半では文献を参加者に割り振り、論旨のまとめと重要箇所の検討、ディスカッションをおこない、物語論の基礎について理解を深める。とくに授業後半からは具体的な作品の事例分析に重点を置き、レポート作成の準備となる課題や発表をおこなう。
授業の方法
参加者には文献について発表を準備してもらい、その後重要箇所の検討やディスカッションを行います。できるだけ具体的な例に即して理解できるように、所々で実例の検討機会を設けます。
成績評価方法
授業への参加・貢献度と期末レポートで総合評価します。
教科書
H. Porter Abbott, The Cambridge Introduction to Narrative, CUP 2020(第三版)ほか
参考書
授業中に指示します。
履修上の注意
受講生には積極的な授業参加を求めます。予習は必須です。
その他
基本的に初回から対面でおこないますが、回によってはオンラインにする可能性もあります。