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最終更新日:2024年10月18日
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言語文化横断論演習[言語態・テクスト文化論コース]
近代朝鮮における言語の社会史・政治史
近代朝鮮の社会や文化を言語をキーワードとして考える。
言うまでもなく、言語はそれ単独で存在するのではなく、それを使う人間が織りなす社会の機能と結びついている。そして、政治の領域に絡むこともしばしばである。そのような社会史・政治史の文脈で近代朝鮮の言語と政治・社会・文化の問題を取り上げ、その時代の歴史的性格について考えてみたい。
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言語文化横断論演習[言語態・テクスト文化論コース]
三ツ井 崇
A1
A2
月曜2限
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
概ね以下のようなテーマを扱う予定である(順不同)。
1.イントロダクション、朝鮮近代史概観
2~3.近代社会への変容と「言語問題」の発生
4~5.植民地期朝鮮における朝鮮語と日本語
6~8.政策、運動、アイデンティティ
9~10.近代朝鮮社会の実態と言語
11.現代への連続
12.補論
13.まとめ
講義形式を主とするが、部分的に演習形式を用い、受講者の積極的な参加を求める。
平常点(出席・授業への参加度)と学期末レポートによる。
糟谷憲一・並木真人・林雄介『朝鮮現代史』山川出版社、2016年
三ツ井崇『朝鮮植民地支配と言語』明石書店、2010年
李成市・宮嶋博史・糟谷憲一編『世界歴史大系 朝鮮史2 近現代』山川出版社、2017年
金栄敏(三ツ井崇訳)『韓国近代小説史 1890-1945』東京大学出版会、2020年
その他、授業中に指示する。
授業の内容の理解のために、韓国朝鮮史関連の授業をあらかじめ履修しておくか、朝鮮史の概説書を読むなどして、朝鮮近代史の流れを把握しておくこと。
授業形態に関しては、初回のみオンライン形式をとり、2回目以降は対面形式をとる。
進め方等については、UTOLを常に確認すること。