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最終更新日:2026年10月16日

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原典講読特殊演習(4)[言語態・テクスト文化論コース]

ジョージ・オーウェル『一九八四年』を読む
イギリスの作家ジョージ・オーウェル(George Orwell, 1903-1950)の作品『一九八四年』(Nineteen Eighty-Four)を読みます。古典的な「ディストピア」小説としてきわめて著名な本作は、ジャーナリズム的言説や政治的論争において言及されることも多く、「フェイクニュース」や「ポスト・トゥルース」にまつわる不安が蔓延する現代社会を予言したテクストのように扱われることもあります。しかしながら本作を(一般的に流布するイメージの次元で)「予言」として位置づけ、「答え合わせ」でもするようにその物語を現代社会と対比するのは、文学作品の受容としてはややもったいないように思えます。この授業では原典としてのテクストを精読し、著者オーウェルが向き合った歴史的状況への問題意識や、彼が踏まえていた文学的伝統としてのユートピア/ディストピアというジャンルへの理解も深めつつ、問題意識を持って小説を読むこと自体の難しさと可能性の両方を考えてゆきたいと思います。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C161304
FAS-CA4H12S2
原典講読特殊演習(4)[言語態・テクスト文化論コース]
秦 邦生
S1 S2
水曜4限
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講義使用言語
日本語、英語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
教養学部
授業計画
最初は入門的な文献を読んでオーウェルの人生と時代について予備知識をつけたのち、『一九八四年』を読んでゆきます。補助的な文献については受講生の関心を反映して多少流動的に入れ替えたいと思いますが、終盤では批評的な文献も多少読み、レポートを作成してもらう際の助走にできれば、と思います。
授業の方法
最初はオーウェルについて教員から概説的な講義をおこない、そのあとは履修生に担当を割り振って発表をおこなってもらいます。
成績評価方法
授業への貢献、ならびに期末レポートでの総合評価を予定します。
履修上の注意
*一冊読むNineteen Eighty-Fourについては、上のPenguinのペーパーバック版を各自入手してください(本書にはほかにもさまざまな出版社からペーパーバックが刊行されていますので、ISBNで検索して、間違った版を入手しないように気をつけてください)。そのほかの文献などについてはコピーを配布します。 なお予習は必須です。
その他
基本的に初回から対面で実施しますが、回によってはオンラインに切り替えて実施する週もあるかもしれません。その場合ははやめにUTOLでアナウンスをします。