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最終更新日:2024年10月18日

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テクスト分析演習V(2)

本居宣長を読む。 Reading MOTOORI-Norinaga's text
近世の和学者で、近代以降のいわゆる国文学にも大きな影響を及ぼした本居宣長の著作を、時系列に沿いながら読んでいく。分野を限定せず、宣長の仕事に即して文学・語学・思想など多岐にわたって読むことになる。それらの著作には、それぞれに根源的な問いが含まれ、その問いに宣長がどのように向き合ったかということが垣間見える。それらを丁寧に読み解くことで参加者自らの新たな問いが生まれることを期待したい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C161202
FAS-CA4H11S1
テクスト分析演習V(2)
青山 英正
A1 A2
金曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
1近世和学(国学)の流れと本居宣長について、2.宣長の京都遊学時代―「もののあはれ」の萌芽と徂徠学・契沖学の摂取、3『あしわけをぶね』―最初の問い、4『あはれ弁』―ことばはなぜ生まれるか、5『紫文要領』―『源氏物語』をどう読むか、6『石上私淑言』―歌とは何か、7『鉗狂人』と『呵刈葭』―「日本」をめぐる同時代人との論争、8『玉くしげ』―政治はいかにあるべきか、9『詞の玉緒』―日本語研究の集大成、10『直毘霊』―「日本」とは何か
授業の方法
上記1~8までは講義中心、3以降は受講生がそれぞれの関心に引きつけて担当を決め、担当分の報告をする。
成績評価方法
発表40%、授業への参加状況(発言など)20%、レポート40%
教科書
・教科書は無し。使用する著作はプリントで配付する。
参考書
・先崎彰容『本居宣長』(新潮選書、2024年) ・『本居宣長全集』(筑摩書房) ・『本居宣長事典』(東京堂出版)
履修上の注意
本居宣長についての知識を、事前にある程度身につけておいてほしい。