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最終更新日:2025年4月1日

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テクスト分析演習III(3)

1940-50年代フランスのカフカ論を読む
カフカの作品は1920年代からフランス語に翻訳され始めた。1920年代に『変身』『判決』など、1930年代に『審判』『城』などが訳され、1945年にはピエール・クロソウスキーの翻訳で日記や断章も訳された。初めはシュルレアリスムによる幻想文学としての受容が強かったが、徐々にそれ以外の批評も書かれるようになった。とりわけ1940-50年代には多くのカフカ論が書かれた。モーリス・ブランショはカフカにもっとも多くの批評を捧げており、1941年の文芸時評からその名を挙げ、また自らカフカの翻訳を試みていた。
本授業では、1940-50年代にフランスで書かれたカフカ論(クロード=エドモンド・マニー、ブランショ、サルトル、バタイユ)を読み、それぞれの批評が提起する問題について、カフカの文学について、また文芸批評について考える機会としたい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C161003
FAS-CA4H09S1
テクスト分析演習III(3)
郷原 佳以
S1 S2
火曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
授業の趣旨説明の後、年代順に以下のカフカ論を読む予定。 -Claude Edmonde-Magny, « Kafka ou l’écriture objective de l’absurde », « Procès en canonisation »(どちらか)in Essai sur les limites de la littérature. Les sandales d’Empédocle, Payot, 1945. -Maurice Blanchot, « La lecture de Kafka » (1945) in La Part du feu, Gallimard, 1949. -Jean-Paul Sartre, « [Kafka, écrivain juif] » (conférence, 1947) in Situations III Littérature et engagement, nouvelle édition revue et augmentée par Arlette Elkaïm-Sartre, Gallimard, 2013. -Maurice Blanchot, « Kafka et la littérature » (1949) in La Part du feu, Gallimard, 1949.(時間があれば) -Georges Bataille, « Kafka » (1950 : « Kafka devant la critique communiste ») in La Littérature et le mal, Gallimard, 1957, repris dans Œuvres complètes VIII, Gallimard, 1976.
授業の方法
イントロダクションの後、相談のうえで読む論文を決め、担当者を決めて輪読し、議論する。担当者はレジュメを用意し、要旨およびコメントを提示する。全訳する必要はないが、重要と判断した部分は訳文を作り、他の箇所も説明できるように用意しておく。
成績評価方法
授業での発表と議論への参加。場合によってはレポートを課す。
教科書
上記テクスト。UTOLを通してコピー(ファイル)を配布する。
参考書
適宜紹介する。
履修上の注意
初級文法を終えていること。
その他
初回から大変申し訳ありませんが、4月8日(火)2限は事情により休講とさせていただきます。5月30日(金)2限に補講を行う予定です。