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最終更新日:2025年10月17日

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テクスト分析演習I(3)

ジョウゼフ・コンラッドの中・短篇を読む
ポーランド出身の英語作家ジョウゼフ・コンラッド(Joseph Conrad, 1857-1924)の作品、とくに中篇・短篇を読んでゆきます。
コンラッドは昨年が没後100周年でしたが、『闇の奥』(Heart of Darkness)などの作品は現代に至るまで数多くの文学者に高く評価されており、映画監督フランシス・フォード・コッポラが『地獄の黙示録』(1979)の下敷きにしたことでも知られています。批評家エドワード・サイードによる評価もあって、現代のポストコロニアル文学や(英語の)世界文学の源泉の一つとしてもコンスタントに注目される作家でもあります。さまざまな傑作を残したきわめて奥の深い作家ではありますが、まずは短篇・中篇を中心に読みながら、コンラッドの文学世界に入門的に入ってゆければ、と思います。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C160803
FAS-CA4H07S1
テクスト分析演習I(3)
秦 邦生
A1 A2
金曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
最初は伝記的な文献を読んでコンラッドの人生と時代について予備知識をつけたのち、コンラッドの短篇・中篇を中心に読んでゆきます。作品については受講生の関心を反映して多少流動的に入れ替えたいと思いますが、中篇『闇の奥』はかならず含めたいと思います。終盤では批評的な文献も多少読み、レポートを作成してもらう際の助走にできれば、と思います。
授業の方法
最初はコンラッドについて教員から概説的な講義をおこない、そのあとは履修生に担当を割り振って発表をおこなってもらいます。
成績評価方法
授業への貢献、ならびに期末レポートでの総合評価を予定します。
教科書
Joseph Conrad, Heart of Darkness and Other Tales (Oxford World's Classics) ISBN: 9780199536016 *一冊読むHeart of Darknessについては、上のOxford University Pressのペーパーバック版を各自入手してください。そのほかの短編などについてはコピーを配布します。
参考書
・ロバート・ハンプソン『評伝ジョウゼフ・コンラッド──女性・アメリカ・フランス』(山本薫訳、松柏社、2024年)*没後100周年を記念して出された評伝で、コンパクトですが情報量の豊富な面白い伝記です ・中井亜佐子『日常の読書学──ジョゼフ・コンラッド『闇の奥』を読む』(小鳥遊書房、2023年)*『闇の奥』を出発点に「読むこと」の現代的な意義を探究した書籍です。 そのほかの参考書は授業中に指示します。
履修上の注意
予習は必須です。
その他
基本的に初回から対面で実施しますが、回によってはオンラインに切り替えて実施する週もあるかもしれません。その場合ははやめにUTOLでアナウンスをします。