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最終更新日:2024年4月22日

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言語文化横断論

21世紀に先住民になる―ジェイムズ・クリフォード『リターンズ』を巡って
今日のいわゆる「グローバリゼーション」のなかで、世界各地の「伝統的」文化は様々な変成、再生などをとげている。こうした状況を「翻訳」、「パフォーマンス」、「節合」といったキーワードで捉えようとするjJames Cliffordの著作、 Returns: Becoming Indigenous in the Twenty-First Century(邦訳『リターンズ―二十一世に先住民になること』)の講読を手掛かりに、現代世界の一面について考えてゆく。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C1605
FAS-CA4H05L1
言語文化横断論
星埜 守之
A1 A2
月曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
最初の1~2回で一般的な問題設定とジェイムズ・クリフォードの仕事について概観し、その後、受講者の発表と討論で授業を進めてゆく。
授業の方法
発表者は指定された範囲を読んで、レジュメを作製することになるだろう。テクストには、邦訳・原著書のいずれを用いてもよいが、レジュメは基本的に日本語ベースで作成すること。
成績評価方法
発表、授業への参加度、場合によってはレポートなどをもって総合的に評価する。
教科書
ジェイムズ・クリフォード『リターンズ―二十一世紀に先住民になること』、みすず書房、2020. James Clifford, Returns: Becoming Indigenous in the Twenty-First Century, Harvard University Press, 2013.
参考書
開講時に指示するほか、授業の進展に合わせて適宜指示する。
履修上の注意
対面での授業を予定していますが、初回はオンライン(ZOOM)でおこないます。URLは授業開始一週間前頃にITC-LMSで掲示します。
その他
ジェイムズ・クリフォードの著作にはほかにも邦訳されているものもあります(『文化の窮状』、『ルーツ』、『人類学の周縁から』)ので、授業開始までに可能な限りで構いませんので目を通しておいてください。